今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:37,465 hit
小｜中｜大
2 ページ24
雅紀の向かいに座る
「で、この前はいきなりどうしたの？」
「あぁ、うん。
・・・・・・・・・・・・・・・それよりさ！今日どこデート行くの？」
それよりって・・・雅紀が呼んだのに
「今日は中華街。だから、チャイナシャツ着てみた。」
「可愛いじゃん。」
「ありがと。」
「可愛い。」
「うん。」
「可愛い。」
「うん、だからどうしたのって。」
生産性のない会話
注文した飲み物が早く届かないかなと周りをキョロキョロしてみたけど、
雅紀はずっとこちらを見ている
あの時の居酒屋での事を思い出す
こんな真昼間から酔ってるの？
「ねぇ、カズ・・・・・。」
いつもは鼻にかかった可愛らしい声なのに、急に低い声になる
「何？」
「好きだよ。」
「へ？(笑)急に何？」
「カズは好き？」
「え？好きだよ。普通に。」
「それは、どうゆう好き？」
「どうゆうって、そりゃあ・・・・」
「俺は恋愛対象として好きだよ。カズのことが。」
「は・・・・・・・・・・・・？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 116人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぼっちゃん | 作成日時：2020年10月29日 18時
