王子と姫 ページ9
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TL
パクAもとい テオ は、噂で聞いていたよりもハイスペックな女の子だった。
まず、ビジュアルが言わずもがなすごくいい。
次に、ダンス。
長い手足がよりダイナミックに見えるし、何より自分の魅せ方についてよく分かっている子だ。
誰もが心配していた違和感は、一切感じることなく むしろ前からいたように馴染んでいるのが不思議なくらい。
そして、ボーカル。
透き通るような高い声で繰り出される歌声はどれほどのものかと耳を澄ませたら、聞こえてきたのはゴリゴリのラップ。
え？その顔でそんなラップ出来ちゃうんだ。
ていうか、ラップなんだ？？
HC「うわぁっ、そのギャップはしんどいってぇ...！」
まるでオタクのようなヘチャンの反応こそが自分の心の声でもあった。
魅力だらけの彼女をただのソロでデビューさせたくなかったこの会社の意図がよく分かる。
この前ジョンウが言っていたけど、この中にいてこそ一際目立つ存在 になれるのがこの子なのだ。
人を惹きつける 何か がこの子にはある。
TL「テオ、大丈夫そうだね」
TY「そう、ですね。マクが良く面倒見てくれてるし」
TL「見てもらってるの間違いじゃなくて？」
YT「あは、あながち間違いじゃないな」
クスクスと笑うユタの声にこちらを見たテオが柔らかく微笑む。
YT「うわっ、可愛すぎる」
TY「そんなこと言ってないで早く話しかければいいのにㅎㅎ」
最初こそ、挨拶もそこそこに興味が無さそうにしていたユタだって「かわいすぎて近づけない」と、まぁよく分からない方向で彼女のことを気に入っているようだ。
マクとヘチャンと3人でいることが多いけど、ジョンウとも良く話してるしジャニとは英語で盛り上がってる。
テヨンによくダンスのことを聞いてるのも見るし、ボーカルが上手くなりたいと俺やドヨンにアドバイスを聞いてくることもある。
テオ本人はユタと距離感を感じることを気にしてるみたいだけど、たぶんそれは時間の問題だから大丈夫で、
TL「ジェヒョンのあれは怒ってるんじゃない、よね？」
YT「お、あいつまたおっかない顔しとんなぁ」
いやいや、笑い事じゃないんだって。
実は、うちの王子様とだけは1ヶ月ほど経つ今でもまともに言葉を交わしている場面を見たことがないのだ。
ただでさえイケメンの真顔は怖いんだから。
ジェヒョナ、ヒョンはとっても心配だよ.....
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ナカム(プロフ) - あさん» ほんとですか！ジャニさん意外とキーパーソンなんです^^ (2022年6月19日 20時) (
レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
ナカム(プロフ) - hanaさん» ドヨンさんのプロアイドルな感じ大好きなんです！笑 (2022年6月19日 20時) (レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 読み進めるたびにジャニさんに惚れてしまう、、 (2022年6月18日 10時) (レス) @page19 id: d6ffc1910c (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - わあああ。テオちゃんのお話感慨深い上にルムメのドヨンからの言葉はとても響く…テオちゃん頑張れ！ (2022年6月18日 3時) (レス) @page31 id: 0d997ffe25 (このIDを非表示/違反報告)
ナカム(プロフ) - ゆさん» 前作からありがとうございます！！ぜひ期待してください、、、笑 (2022年6月6日 23時) (レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナカム
| 作成日時：2022年5月5日 22時
