女神の微笑 ページ32
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HC
「かわいい」「綺麗だ」「美しい」
息を吐くようにそれらの言葉を並べるカメラマンは決して間違ったことを言っている訳では無い。
それでもなんだか嘘くさく聞こえるのはカメラの向こうのあの子の表情があまりにも台詞にマッチしないから。
HC「ヒョン、あれは一体どういう現象？」
TL「ねぇ、どうしちゃったのさテオは」
DY「あれ.....？朝までは普通だったはずだけどな？」
スチール撮影が始まって数分「初めてだから緊張してるかもね」なんて、テイリヒョンと微笑ましく見ていた。
時間が進んでも指名手配犯のような写真ばかりがパソコンの画面を埋めつくし始めると、いよいよ現場の雰囲気もややピリつき始めて。
この場にいなかったマクヒョンやテヨンイヒョンまでスタジオに集まってきてくると、いよいよカメラの外にはメンバー全員大集合の自体にまで発展してしまった。
MK「何があったの？」
HC「分からない。始まってからずっとあれ」
MK「えぇ..なんでだ？」
HC「テオでも出来ないことがあったんだね。俺はそれに驚いてる」
MK「あー確かに。オレもそれは初めて見たかも」
JN「や〜君たち、感心してる場合じゃないからㅎㅎ」
JH「俺たちの前でも堂々と踊ってたのにね」
そう。合流して3日もたたない間に、自己紹介の代わりだとNCTの様々な曲をたった一人で踊って見せた。
普段の様子からしても、感情の起伏がわかりやすいタイプでは無いんだけどよく笑う子なのでますますこの状況が不思議というか異様というか。
TY「少し休憩挟んでもいいですか？あー.....ほかのメンバーから撮ってもいいなら、それでも」
テヨンイヒョンの言葉に「そうしようか」と嫌な顔ひとつせずうなづいてくれたカメラマンはカメラを下ろした。
一方で対照的にもっと表情を強ばらせたテオ。
MK「や、ちょっと行ってこいよ」
HC「いやいや、俺じゃなくてマクヒョンでしょ」
MK「オレは正直若干、こういうの苦手っていうか」
HC「えぇ？その自覚ありなんだ」
MK「や〜！もういいから行けってば！」
HC「痛てぇ！」
「「あ」」
間抜けな声がふたつ重なったのが俺とマクヒョンなのはなかなか心外。
TY「テオ、少し話そう」
『、はい』
しょうもない掛け合いの間にテヨンイヒョンによって手を引かれたテオは、俺たちなんかが触れたら壊れてしまいそうで遠くから見ているのが精一杯だった。
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ナカム(プロフ) - あさん» ほんとですか！ジャニさん意外とキーパーソンなんです^^ (2022年6月19日 20時) (
レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
ナカム(プロフ) - hanaさん» ドヨンさんのプロアイドルな感じ大好きなんです！笑 (2022年6月19日 20時) (レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 読み進めるたびにジャニさんに惚れてしまう、、 (2022年6月18日 10時) (レス) @page19 id: d6ffc1910c (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - わあああ。テオちゃんのお話感慨深い上にルムメのドヨンからの言葉はとても響く…テオちゃん頑張れ！ (2022年6月18日 3時) (レス) @page31 id: 0d997ffe25 (このIDを非表示/違反報告)
ナカム(プロフ) - ゆさん» 前作からありがとうございます！！ぜひ期待してください、、、笑 (2022年6月6日 23時) (レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナカム
| 作成日時：2022年5月5日 22時
