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TY
呼び出された会議室に代表とカイヒョンとマネージャーと俺
と、髪の長い女の子。
不思議なメンツに首を傾げるも、その謎は1分も経たないうちに解けた。
「次のカムバックでこの子が127に加入することになる」
『よろしくお願いします』
KA「ダンスは完璧だから安心して！」
代表の言葉に続いて凛とした声で頭を下げたその子と、ひとりこの場にそぐわないテンションのカイヒョン。
目の前にいるこの子こそが噂のあの子なのだと理解するのに時間はかからなかった。
そうか。
そういえばその子が'' 男の子 '' だとは言っていなかったな。
胸元まで伸びた綺麗なロングヘアと少しあどけなさが残る可愛らしい雰囲気の子。
オーストラリアの血が強いのか韓国人離れした顔立ちに、日焼けを知らない真っ白な肌。
さすがはうちの会社。
申し分のないそのビジュアルに、すぐにでもデビューをさせたい代表の気持ちが分かるような気がした。
KA「ほら、自己紹介して！」
『パクAです。
一生懸命頑張ります。よろしくお願いします』
「これ昨日100回くらい練習してたのㅎㅎ」と彼女の肩を抱くヒョンがこの子をすごく可愛がっているのは一目瞭然。
確かに異性だけでなく同性からも目を引く子なのはもちろん、彼女の持つスペックはそれだけじゃないんだろう。
そして、卒業して行ったあの子と同じ名前なのも何かの意味を含んでいるはず。
「後はよろしく」とカイヒョンの肩に手を置いて部屋を出た代表を見送ると、張り詰めていた空気が少し緩む。
KA「っはぁ〜緊張したね〜」
TY「してるように見えなかったですけど」
KA「そう？まぁ俺よりガチガチなのが隣にいたから」
いくら俺たちのことを知らずとも、デビューの告知を受けた時点でボーイズグループであることは理解しているはず。
彼女の望んでいた デビュー は、きっと違った景色が見えていただろう。
よく考えなくても、目の前のこの子が覚悟を持ってこの場に来たことは明白だった。
KA「テヨン」
TY「はい」
KA「すごくいい子なんだ。驚いたかもしれないけど、受け入れてあげて欲しい」
切実なヒョンの言葉に頷くしかない。
誰かの人生に責任を取れるほど俺は立派な人間じゃない。
だけど、彼女の覚悟に水を差すようなことは出来なかった。
『よろしくお願いします』
聞きなれない高いソプラノの声が会議室に響いて、やけに耳に残った。
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ナカム(プロフ) - あさん» ほんとですか！ジャニさん意外とキーパーソンなんです^^ (2022年6月19日 20時) (
レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
ナカム(プロフ) - hanaさん» ドヨンさんのプロアイドルな感じ大好きなんです！笑 (2022年6月19日 20時) (レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 読み進めるたびにジャニさんに惚れてしまう、、 (2022年6月18日 10時) (レス) @page19 id: d6ffc1910c (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - わあああ。テオちゃんのお話感慨深い上にルムメのドヨンからの言葉はとても響く…テオちゃん頑張れ！ (2022年6月18日 3時) (レス) @page31 id: 0d997ffe25 (このIDを非表示/違反報告)
ナカム(プロフ) - ゆさん» 前作からありがとうございます！！ぜひ期待してください、、、笑 (2022年6月6日 23時) (レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナカム
| 作成日時：2022年5月5日 22時
