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'' ひとたび戦いを決意したならば、
その決意を持続しなければならない。 ''
日本で言えば侍の時代、戦いの世を勝ち抜いたかつての英雄がそう言っている。
この戦いに負けたら、きっとわたしはもうこの業界には居られないんだろうし、アイドルとしての人生を歩むことが出来ないのだと思う。
だから、一緒にレッスンもした事の無い練習生に陰口を叩かれたって これから先誰になんと言われようと、この決意は消滅してはならないのだ。
いくら韓国語が完璧じゃなかろうとも、自分に向けられた悪意は案外分かるものだ。
なんて言っているのか全部が全部分からないけど、何よりも彼女達の瞳が語っている。
目は口ほどに物を言う と言うけれどまさにそう。
「どうしてあなたがそこにいるの？」とも言いたげな、みんな揃いも揃って同じ視線。
わたしのファンになって欲しいなんて頼んでないんだから、ほっといてくれればいいのに。
それが出来ないなら別にこの場所を変わってあげてもいい。
仕方が無いのだ。上の人間に選ばれたのがあの子たちじゃなくてわたしだったんだから文句を言われる筋合いはない。
なんて、心の中は誰にも見せられないほどトゲトゲしくて自分でも嫌になる。
マークに高らかに宣言したわりには、ユルユルの信念で困ってしまう。
JN「時の流れが解決してくれるってよく言うけど、あれって違うよね」
『はぁ、』
JN「時間が経てば相手よりも自分が疲れていくんだよ。もういいやってそれでいいよって気づかないうちに諦めようとしちゃう」
マークと一緒に練習室に足を踏み入れると、緩やかに誘導されて座ったジャニオッパの隣。
脈絡のないオッパの話から、この会話の真意は掴みかねる。
『じゃあどうすれば？』
JN「うーん、テオはどうするのがいいと思う？」
自分で問いかけておいて明確な答えをくれないジャニオッパ。
JN「アイドルの先輩として、その戦いの必勝法を教えてあげる」
『必勝法？』
JN「人生という試合でで最も重要なのは、休憩時間の得点である じゃないの？」
わざとらしく硬い声を作って言うジャニオッパが、目尻にシワを寄せて優しく笑った。
JN「テオなら知ってるでしょ？」
『いや、まぁ.....はい』
JN「じゃあ簡単だね。少しでいいんだよ。息ができる隙間を空けてあげてごらん」
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ナカム(プロフ) - あさん» ほんとですか！ジャニさん意外とキーパーソンなんです^^ (2022年6月19日 20時) (
レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
ナカム(プロフ) - hanaさん» ドヨンさんのプロアイドルな感じ大好きなんです！笑 (2022年6月19日 20時) (レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 読み進めるたびにジャニさんに惚れてしまう、、 (2022年6月18日 10時) (レス) @page19 id: d6ffc1910c (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - わあああ。テオちゃんのお話感慨深い上にルムメのドヨンからの言葉はとても響く…テオちゃん頑張れ！ (2022年6月18日 3時) (レス) @page31 id: 0d997ffe25 (このIDを非表示/違反報告)
ナカム(プロフ) - ゆさん» 前作からありがとうございます！！ぜひ期待してください、、、笑 (2022年6月6日 23時) (レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナカム
| 作成日時：2022年5月5日 22時
