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MK
カイヒョンと秘密特訓をしていたその子が俺たちの練習に合流したのは、女の子だと告知されてからわりとすぐの事だった。
つい数日前にドリムの弟たちと談笑していたのが記憶に新しい。
ジェヒョニヒョンよりも肌が白くて、テイルヒョンより背が高くて、この場の誰とも違う長い髪を持っている彼女。
『パクAです。よろしくお願いします』
頭を下げた彼女に練習室は単調な拍手で包まれた。
俺の隣で「やべぇ.....ちょーかわいい」とヘチャンの心の声がダダ漏れで聞こえてくる。
そう。
ヘチャンの言う通りすごく可愛らしい子、
なんだけど うちのグループにいるとなると話は別になってくる。
TY「マク、英語のが分かると思うから色々よろしくね」
MK「はい」
よろしくされてしまったものの、何をどうすればいいのやら。
触れたら壊れてしまいそうな透明感にみんな微妙な距離感が隠し切れてない状態。
HC「俺、ドンヒョク！同い年だからよろしく！！」
もちろんこいつを除いて、ね。
言わずもがなテヨンイヒョンはこういうガツガツした感じじゃないし、ユタヒョンやジェヒョニヒョンは何を考えてるのかよく分からない。
テイリヒョンとジャニヒョンは遠くからニコニコ見守ってるタイプで、ドヨンイヒョンは俺が同じ部屋使うってこと！？と余計な心配でパニックになってる。
俺でも分かるよ。そんなわけない。
JW「マク、俺達も話しかけに行こうよ！」
MK「あぁうん」
怖いもの知らずのジョンウに引っ張られてその子の前まで来ると、やはりそのビジュアルに圧倒される。
まさにアイドルになる為に生まれてきたような子。
いい意味で周りを寄せつけない凛としたオーラが俺の大好きなヒョンに似ている。
JW「ジョンウオッパって呼んで！！」
『はい。よろしくお願いします』
HC「マクヒョンもなんか言いなよ」
MK「あー 、.....韓国にはもう慣れた？」
『はい』
MK「あぁ、えっと....よかったらマークって呼んで。ほら、俺韓国人じゃないし、そういうの気にしないから」
『ふふ、分かった。よろしくねマーク』
HC「ちょっと！今何言ったの！二人とも英語で話すの禁止！！」
JW「あら〜マクちゃん意外と大胆♡」
凛として見えたはずの彼女の震えている手と怯えたような瞳の色に、咄嗟に出た言葉。
俺たちは味方だと伝えてあげたかった。
Aヒョンがここにいたら、きっとそうすると思ったんだ。
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ナカム(プロフ) - あさん» ほんとですか！ジャニさん意外とキーパーソンなんです^^ (2022年6月19日 20時) (
レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
ナカム(プロフ) - hanaさん» ドヨンさんのプロアイドルな感じ大好きなんです！笑 (2022年6月19日 20時) (レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 読み進めるたびにジャニさんに惚れてしまう、、 (2022年6月18日 10時) (レス) @page19 id: d6ffc1910c (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - わあああ。テオちゃんのお話感慨深い上にルムメのドヨンからの言葉はとても響く…テオちゃん頑張れ！ (2022年6月18日 3時) (レス) @page31 id: 0d997ffe25 (このIDを非表示/違反報告)
ナカム(プロフ) - ゆさん» 前作からありがとうございます！！ぜひ期待してください、、、笑 (2022年6月6日 23時) (レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナカム
| 作成日時：2022年5月5日 22時
