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MK
MK「じゃあ居残り練習はいつもジェヒョニヒョンとやってたってこと？」
『うん。みんな知ってると思ってた』
整理すると二人の関係はこう。
俺たちとの練習後に居残り練習をしていたテオが帰りがけのヒョンを呼び止めた、と。
その流れで一緒に練習するようになって、ここ最近はほとんど毎日居残りで練習をしていたそう。
え？オレ聞いてないんだけど？？
MK「ヒョンに声掛けるの怖くなかったの？」
『ええ？なんで？』
「そんなこと無かったよ」と首を傾げる彼女は多分ちょっとズレてるんだと思う。
ジェヒョニヒョンだけじゃない。
テヨンイヒョンとかあまりにも整った容姿の真顔は冷酷に見えるという意見が多い。
どちらかと言えば彼女もそっちの部類だけど。
『練習が始まった日にね、言ってくれたの。分からないことがあったら聞いてねって』
MK「ヒョンがそんなこと言ったの？」
『うん。私すっごく嬉しくてさ』
キュッと綺麗に口角を上げるテオの表情は本当に嬉しそうで、二人の仲が俺たちが思っていたものとは180度違ったものだったことを改めて認識した。
オレを置いてけぼりにしていたさっきの会話だって、やっぱりこの子はどこかAヒョンに似ている。
心を許した人にしか見せない柔らかい笑顔とか、決して発言は多くないのに会話に参加するのが上手なところとか、あげればキリがないくらいだ。
『マークもだよ』
MK「え？」
『英語で話しかけてくれたでしょ？』
MK「うん、そうだけど」
『オレのことマークって呼びな、って』
MK「そんな言い方してないよ」
『ふふ、そうだっけ？』
こうやって、たまに出る少しからかうような口調とか。
『やっぱり女の子1人っておかしいでしょ』
MK「いや、そんなことっ」
『いいの。常識的におかしいのは私も分かってたから』
隣に座って少し視線を下げた彼女の表情はよく見えない。
『世間から批判されるのはもちろん。もしかしたらメンバーに受け入れて貰えないかもしれないって思ってたの』
MK「.....」
『や〜深刻な顔しないでよㅎㅎ
私は、マークの言葉に救われたんだよ』
顔を上げた彼女の口角は綺麗に上がったままだった。
『マーク、私をNCTの仲間に入れてくれてありがとう』
MK「.....まだデビューしてないだろ、」
思いがけない彼女からの言葉に、やっぱりオレは気のきいた一言なんて言えなかった。
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ナカム(プロフ) - あさん» ほんとですか！ジャニさん意外とキーパーソンなんです^^ (2022年6月19日 20時) (
レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
ナカム(プロフ) - hanaさん» ドヨンさんのプロアイドルな感じ大好きなんです！笑 (2022年6月19日 20時) (レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 読み進めるたびにジャニさんに惚れてしまう、、 (2022年6月18日 10時) (レス) @page19 id: d6ffc1910c (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - わあああ。テオちゃんのお話感慨深い上にルムメのドヨンからの言葉はとても響く…テオちゃん頑張れ！ (2022年6月18日 3時) (レス) @page31 id: 0d997ffe25 (このIDを非表示/違反報告)
ナカム(プロフ) - ゆさん» 前作からありがとうございます！！ぜひ期待してください、、、笑 (2022年6月6日 23時) (レス) id: fffa1dcefe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナカム
| 作成日時：2022年5月5日 22時
