君のための単語。3 (ページ1)

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안녕 ページ1

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別れ、と称するにはかなり楽観的なものだったと思う。

まぁ実際、別れではないのだからそれが正しかったんだと思うけど。

TN「昨日はすごかったらしいね？」

『うん。なんかみんなめちゃくちゃテンション高かった』

TN「あ〜んテンも行きたかった〜！」

『えーテンちゃんは宿舎違うじゃん』

TN「ねぇそういうことじゃないんだけど？！」

この人の"昨日は"というのは久しぶりにイリチル宿舎にて行われた送別会？祝勝会？、なんだかよくわからないけどとにかく楽しい会のことを言っている。

酒にデリバリーにカラオケに、マネヒョンがお願いだからもうやめてくれと夜な夜な宿舎を訪ねてくるまでの大盛り上がりだったわけで。

お楽しみ会(?)なるものが開催するに至った理由は図らずとも自分にあるので、マネヒョンに対して多少の申し訳なさはある。

でも別に自分が悪いとは思わない。

テンションが昂りすぎたあの人たちが異様にうるさかったんだと思う。
わたしのせいではない。

あのカオス空間に嫌に慣れてる節もあって、わたしもわたしで止める気とかさらさらなくて。

それはごめんね？マネヒョン。

ご近所さんから苦言を呈されないことを願うばかりだ。

一夜限りのことだったのでぜひ許していただきたい。

TN「楽しかったでしょ？」

『うん。なんか、久しぶりだった』

TN「そっかそっか〜よかったねぇ〜」

『、？なにその反応』

TN「なんか親の気持ち、？」

聖母のような笑みを浮かべるテンちゃん。

親の気持ちってなに(笑)

意味わかんないし。

やっぱりテンも行きたかったってさっきからずっと駄々こねてるけど、あの空間には来ないでこの時間をちゃっかり確保してるあたりかなりの策士だ。

朝方まで騒ぎ倒していたイリチルの皆さん(二日酔いの人多数)を仕事現場まで送るついでに、わたしも空港まで乗せてくれるとバンを開けたらテンちゃんが爽やかに同乗していた。

頭痛に頭を抱えるうちのリーダーとは正反対に、おはよー！ってひとりめちゃくちゃ元気な人がいて正直変だったもん。

ちなみに「なんでヒョンがいるの？」って仮にも兄へ向けるにはかなり失礼な眼差しをしたジェヒョンにも、ストレートな文句を言われていた。

色んな意味で遠慮がないのが、NCTのいいところだよね、？

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