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HC
サイズを(勝手に)調節して頭を収めると、一瞬自分じゃない香りが鼻をくすぐる。
そりゃあそうだ。俺のキャップじゃないんだから。
そんなことより、少し前に交わした彼女との会話が何度も頭の中で再生されている方が俺にとっては大問題なのだ。
なんなのあいつ。無意識なの？
だとしたら罪深すぎない？もしなんの意図もなく発言をしているのならば、あの子は人たらしにも程があると思う。
だって、
「ジェミンにドンヒョクのこと好きなの?って聞かれた」
「...は、?...なんて答えたの」
「ん?分かんないって言ったよ。likeとloveのちょうど真ん中なの」
いくら回想の中の話であろうと目の前にいる俺についての話題であるはずなのに、よくもまぁ顔色も変えず淡々と話せたものだ。
あいつの恋愛スキルが俺は怖い。
HC「マクヒョン」
MK「ん？」
HC「俺のこと好き？」
RJ「なんか変なの始まったな」
HC「真面目に答えて」
MK「はぁ？....なんなんだよお前」
HC「俺のこと好き？」
MK「、好きだけど...？え、なにこれ罰ゲーム？」
ダメだ。
分かってたけどマクヒョンに愛を囁かれても全っ然1ミリも0.1%もキュンとしない。
今のはまぁ無理やり言わせたんだけど。
あの時は一瞬通過したloveの単語にすら、ときめいてしまったのに。
えーまじかよ。俺あいつのことめちゃくちゃ好きじゃん。
RJ「ヒョン残念。揶揄われただけだね」
MK「マジでなんなのお前。お？てかさ、もしかしてそれAちゃんの？」
HC「はっ、？！....なんで分かんの。うわーマクヒョンこっわ」
MK「いや、だってその匂いAちゃんがよく使ってるやつだし」
RJ「わぁ、ヒョン.....そっちのが恐怖そそられるかも」
サッと顔色を変えたロンジュンにあたふたするマクヒョン。
今この場所にジェミンがいなくて本当に良かったと思う。
ただでさえ某アプリでの出来事で恨まれているというのに、恥ずかしさから変にカッコつけて勝手にキャップを奪ってきたことがバレたもんなら実刑が下されるに違いない。
嫌だ。俺はまだまだ現役でいたい。
RJ「え？ほんとにAのキャップ？」
HC「うん。さっきそこで会ったから」
MK「ほら！合ってただろ！！」
loveとlikeのちょうど真ん中
それってどうやったら俺の都合がいい方に傾いてくれんの？
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ナカム(プロフ) - るるさん» るるさん、コメントありがとうございます！素敵なお話しだなんて言って頂けて幸いです、、、！！今後もお付き合いいただけると嬉しいです！ (7月1日 22時) (
レス) id: a627fc4932 (このIDを非表示/違反報告)
るる - ナカムさんのお話でジェミンさんになってしまいそうです、、、！素敵なお話ありがとうございます！更新楽しみにしております！ (7月1日 0時) (レス) id: 432eea0e62 (このIDを非表示/違反報告)
ナカム(プロフ) - SULLI*さん» SULLl*さん、ありがとうございます！イメージそのままって言っていただけて嬉しいです^o^個人的にやっぱりヘチのライバルはマークさんなので、、、今後の展開に乞うご期待です！不定期更新ですが気長にお付き合いいただけると嬉しいです！ (6月30日 20時) (レス) id: a627fc4932 (このIDを非表示/違反報告)
SULLI*(プロフ) - このお話胸ギュンすぎて更新を楽しみに生きてます！ヘチが強いなぁと思いながら、鈍感マークの顛末も気になります…！そしてひょっこり登場のジェノや小学生感ジェヒョンもイメージそのままで最高です！！更新楽しみにしております〜〜！ (6月29日 12時) (レス) id: 2ff883087a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナカム
| 作成日時：2023年3月1日 23時
