◯Touch ページ21
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俺が預かっておく、って なんかやばくない？
やっぱり男女だから頭の大きさが違う感じとか
自分だけ満足して相手のこと置いてっちゃう感じとか
そんなの、
「.......沼じゃん」
「「は？」」
複数の声が同じ発音で聞こえて、視線が自分へ向いたのが分かった。
あれ、カリナがいる。いつ来たんだろう。
KR「何が何が！！！！なにが沼なの！！！」
どうやら頭の中で再生したはずの言葉が声になって外の世界に聞こえていたらしい。
ありえない距離感で顔を近づけてきたアイドル様の顔面は言うまでもなく最強に可愛らしくてため息がでる。
「カリナいつ来たの？」
KR「えー！Aが来た時からずっといたじゃん！！」
「あれ、え？そうだったっけ」
KR「なにそれぇ〜！！気づいてなかったの！？」
ぷくっと頬に空気を溜めてわざとらしく怒って見せるカリナ。
目元にはすでに次のコンセプトのダークな色が乗せられているので、愛らしい仕草がアンバランスに感じられて面白い。
KR「で？何に沼ったの？男でしょ？オ、ト、コ！！！」
「.....えー....やだよ。言わない」
KR「ねぇそれ認めてるようなもんだからね？ㅎㅎ」
「認めてるけど、認めてないの」
KR「どういうこと？」
「コレ多分認めちゃダメな気持ちなの」
KR「なんで？」
「何でってそりゃあ.....アイドルだから、？」
少し前にちょうどよくオンニが部屋を出たので、言ってしまった本音。
こんなの職業アイドルの人に相談するべき内容ではないと思うんだけど。
でもやっぱり聞きたかった。
自分のことを無償で愛してくれるファンの存在を理解しているアイドルのみんなが、どうやって " 恋 " と向き合うのか。
自分から聞いてきたくせに、時が止まったように瞳を開いて動かなくなってしまった目の前のこの子。
KR「......ちょ、っと、まって？」
「うん。待ってる」
KR「、もしかして.....先輩、？」
「もしかしたらそうなのかも」
アイドルの一番側で仕事してるくせに、一番タブーな感情を自分の中に見つけてしまって。
やっぱり、引かれるかな。
KR「.....!.やっばい！！！！誰！！！気になる〜！！！」
少しの沈黙の間、頭の片隅によぎった心配事はこの人に対しては杞憂だったらしい。
声のボリュームを3倍にして、さらによくわからない距離感で近づいてきたカリナは年相応のそのまんまの女の子だった。
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ナカム(プロフ) - るるさん» るるさん、コメントありがとうございます！素敵なお話しだなんて言って頂けて幸いです、、、！！今後もお付き合いいただけると嬉しいです！ (7月1日 22時) (
レス) id: a627fc4932 (このIDを非表示/違反報告)
るる - ナカムさんのお話でジェミンさんになってしまいそうです、、、！素敵なお話ありがとうございます！更新楽しみにしております！ (7月1日 0時) (レス) id: 432eea0e62 (このIDを非表示/違反報告)
ナカム(プロフ) - SULLI*さん» SULLl*さん、ありがとうございます！イメージそのままって言っていただけて嬉しいです^o^個人的にやっぱりヘチのライバルはマークさんなので、、、今後の展開に乞うご期待です！不定期更新ですが気長にお付き合いいただけると嬉しいです！ (6月30日 20時) (レス) id: a627fc4932 (このIDを非表示/違反報告)
SULLI*(プロフ) - このお話胸ギュンすぎて更新を楽しみに生きてます！ヘチが強いなぁと思いながら、鈍感マークの顛末も気になります…！そしてひょっこり登場のジェノや小学生感ジェヒョンもイメージそのままで最高です！！更新楽しみにしております〜〜！ (6月29日 12時) (レス) id: 2ff883087a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナカム
| 作成日時：2023年3月1日 23時
