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JM
「いってくるね」って助手席に僅かな香りを残して降りていったA。
駐車場に車を停めるとちょうど前方に停まっていた見慣れたバンから朝まで一緒にいた人が降りてきた。
「ジェノや」
JN「あ、ジェミナ。A送ってきたの？」
「うん。今日はイリチルの現場らしい」
JN「あー、だからヘチャンが変なの送ってきたんだ」
「変なのって？」
「グループ見てない？」とやや怪訝な顔をされて、ポケットに入っていたケータイの画面を開く。
ドリムのグループに貼られたひとつの動画。
動画の送り主はヘチャンだが、映っているのもヘチャンなのでイリチルのヒョンの誰かが撮影したものだろう。
え?A俺のbubbleとってんの?まじで?
違うの!違くないけど!これは違うの〜
わぁ..ヘチャニ感動
あぁ〜...違うのに
「なにこれ？」
JN「A、ヘチャニのbubble購読してたらしいㅋㅋㅋ」
「え？そんなの聞いたことないけど」
JN「そりゃあジェミナには言わないでしょ」
「なんで」
JN「ジェミナだから」
意味わかんないし。
瞳を三日月の形にして微笑みを浮かべたジェノ。
「ほら、」と続いて見せられたのは、ジェノの個人のトークにドヨンイヒョンから送られて来たもの。
ヘチャンがbubbleを送ると、Aのケータイが鳴って、またヘチャンが送って、Aのケータイが鳴って、、
どちらの動画とも中心にいるあいつのニタニタとした笑みがなんとも憎たらしい。
ていうか、ジェノとのトークだからって"Aちゃんかわいい、、、"って！！！！
ドヨンイヒョンもその発言アウトなんだけど。
「信じられないんだけど！！！俺のbubbleはとってくれないのに？」
JN「あはは〜俺のもとってくれてないよ？」
「ムカつく...」
JN「あーあ〜かわいそう。やっぱり矛先そっちだよねぇ」
なんでヘチャニばっかり、
そうやって黒い感情が顔を出すけど、彼の良さを俺も知らないわけではないのでただただやらせない感情が積もっていくだけですごく気持ち悪い。
だって違うから。
アイツが俺よりかっこいいとかそうじゃないとかじゃなくて。
あの子の隣の席に座る資格が彼にはあって、俺にはないだけだから。
たったそれだけの、簡単な理由で友だちを責めるのは違うのだと俺もどこかで分かっているんだ。
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ナカム(プロフ) - るるさん» るるさん、コメントありがとうございます！素敵なお話しだなんて言って頂けて幸いです、、、！！今後もお付き合いいただけると嬉しいです！ (7月1日 22時) (
レス) id: a627fc4932 (このIDを非表示/違反報告)
るる - ナカムさんのお話でジェミンさんになってしまいそうです、、、！素敵なお話ありがとうございます！更新楽しみにしております！ (7月1日 0時) (レス) id: 432eea0e62 (このIDを非表示/違反報告)
ナカム(プロフ) - SULLI*さん» SULLl*さん、ありがとうございます！イメージそのままって言っていただけて嬉しいです^o^個人的にやっぱりヘチのライバルはマークさんなので、、、今後の展開に乞うご期待です！不定期更新ですが気長にお付き合いいただけると嬉しいです！ (6月30日 20時) (レス) id: a627fc4932 (このIDを非表示/違反報告)
SULLI*(プロフ) - このお話胸ギュンすぎて更新を楽しみに生きてます！ヘチが強いなぁと思いながら、鈍感マークの顛末も気になります…！そしてひょっこり登場のジェノや小学生感ジェヒョンもイメージそのままで最高です！！更新楽しみにしております〜〜！ (6月29日 12時) (レス) id: 2ff883087a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナカム
| 作成日時：2023年3月1日 23時
