やまちねでガチャガチャ屋（短編集） (ページ34)

今日:11 hit、昨日:0 hit、合計:73,870 hit

#… ページ34

知念side

連れてこられたところは体育館の倉庫

女子「じゃあ、あとお願いねぇ～」

男子「りょーかい」

女子たちは去っていき、倉庫には５名の男子と僕が残った

男子「やっぱ可愛いわぁ～」

そう言い、気持ち悪い手つきで僕の身体をベタベタ触ってくる

男子「おい、抜け駆けはなしだぞ笑」

今度は僕の口や頬をベロベロ舐めてくる

男子「これさぁ、動画撮って投稿して？」

男子「おぉー！それいい！」

男子「じゃあ、知念ちゃんこっち向いて♡」

cn「ぃやっ……！」

男子「口答えしてんじゃねぇよ！」

僕が反抗すると顔を殴られた

cn「いっ……」

男子「暴れんなって。たっぷり可愛がってやるからさ。」

乱暴に僕の服を全て脱がし、手錠をかけた

男子「いい身体してんじゃーん」

cn「やだっ…触らないで！」

男子「お前に拒否権なんかねぇんだよ！」

また殴られた

もうやだよ…

助けて涼介

cn「りょ、すけぇ…ｸﾞｽ」

届くわけのない声を叫び続けた

・

ガラッ

男子「誰だ！」

ym「おい、てめぇら侑李に何してんだ！」

男子「…山田か！」

男子「チッ……行くぞ。」

男子は去っていった

ym「侑李！」

久々の温もりに包まれた

ym「ごめん、ごめん…ほんとに、俺。」

cn「助けてくれてありがとう。僕の方こそごめんね。」

ym「なんでお前が謝るんだよ！」

cn「だって、涼介にあんなに酷いこと言ったんだよ？」

ym「気づけなかった俺がいけないんだよ。」

いつまでも自分を責め続けてる涼介

涼介は何も悪くないのに…

ym「いつからだ。」

cn「付き合い始めた時から。」

ym「俺が原因で……こんな。…ほんとにごめん。」

涼介は土下座をした

cn「やめてよ！涼介のせいじゃない！僕がいけないの。僕があの人たちの言うこと聞かなかったから。」

ym「あの人たちって？さっきの奴らか？」

cn「いや、そうじゃなくって……あの」

ym「ちゃんと言って？」

ほんとは言いたくなかったけど涼介の真っ直ぐで優しい目に見つめらたら言わざる負えなかった