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A
「あ、嫌とかでは無いんです！ 断じて違います！」
推しに撫でられて嫌なんて思うはずがない。
むしろ大歓迎だ。なんならずっと撫でて欲しい。
でも今の私は推しから"撫でられる"のを拒否してしまっている状況だ。
どうしてこういう行動をとってしまったのか、だいたい察している。
照れ隠しだ。本当に心臓が持たない。
なんなら爆発する=尊死する。
私は尊死しないために無意識にやってしまったのだろう。
なら、この解決策は簡単だ。
心の準備をすればいい。
A
「す、すみません。ちょちょっと待ってください」
私は自分の気持ちを落ち着かせるように、ゆっくり、深く呼吸した。
心の準備が出来たと思うと、先生の手を自分の頭上に置いて、掴んでいた手を離す。
A
「どうぞ！ 撫でて大丈夫です！」
よし！ 心の準備は大丈夫！ どんな触られ方だってバッチコイだ！
私は少し視線を下にして、撫でられるのを待つ。
だが、撫でられなかった。
それどころか手の僅かな重さが頭からスっとなくなる。
A
「え、撫でないんですか？」
私は驚きながら聞いた。
クルーウェル
「勉強に戻るぞ」
先生は私の質問を無視して、教科書に目を移す。
淡々と話をする先生を見ながら「え、あ、うん、え」と拍子抜けた声を零した。
んんんんんん！ せっかく心の準備したのにー！ 撫でて欲しかった、撫でて欲しかったなぁぁ!!!
クルーウェル
「そんなに撫でられたかったのか？」
私の心の叫びに答えるように、先生が振り向いて言った。
その瞬間、先生と目が合う。
私は思わずドキッと胸が高なった。
A
「あ、いえ。大丈夫ですよ。続けてください」
「撫でて欲しいです！」と素直に答えればいいものの、天邪鬼の言葉が咄嗟に出てしまった。
あぁぁぁぁぁ！ 私は何しとんじゃぁ！
そう後悔しても、もう遅い。
先生は私の言葉を聞くと再び教科書に目を移し、話を続けた。
悔しい気持ちを抑えながら勉強に戻るしかなさそうだ。
少しして先生が話終わると、先生が口を開く。
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リミ - 私も多分ツイステの世界に行ったら発狂すると思います！面白かったです！応援してます (7月13日 18時) (
レス) @page27 id: aba199bd02 (このIDを非表示/違反報告)
猫田 - 最高です！（語彙力無くてすみません）応援してます！！ (2021年9月19日 11時) (レス) id: 7820b61858 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年7月8日 23時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
アルト(プロフ) - え、好きです（）裏話って言いますか...ゲームにはない話が沢山あって読んでて楽しかったです！整理お疲れ様です、更新楽しみにしてます！ (2021年6月7日 0時) (レス) id: a93e709eaf (このIDを非表示/違反報告)
ダブルブェ(プロフ) - あーんこさん» あーんこさん、ありがとうございます！返事遅くなりすみません。そう言って頂けて凄く嬉しいです！整理し終わったので後は書くだけです！頑張ります！ (2021年4月7日 20時) (レス) id: fbab1bff8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダブルブェ | 作成日時：2021年3月11日 3時
