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＿＿＿『どうせ仲直りするんだろ』
突如、デュースの柔らかい笑顔が思い浮かんだ。
今私がこの選択を選んだら、
デュースが悲しむんだろうなぁ
想像できてしまった。
分かったよ。
結局は元の世界と同じように我慢すれば良いんでしょ。
私はギリっと奥歯を噛み締める。
その後、覚悟を決め、
少し遠くにいる先輩を追いかける。
A
「レオナ先輩…返してください」
脅すように先輩の尻尾を握る。
レオナ
「おい、勝手に尻尾掴むんじゃ……」
先輩は後ろを振り返ると、一瞬驚いた表情を見せた。
A
「返してくれたら尻尾は離します。でも逆に返してくれなかったら…」
レオナ
「返してくれなかったら何だ？ まさかハサミで切るつもりか？ 」
A
「いいえ、そんな事は絶っっ対しません！
この尻尾を〇〇〇〇〇して、先輩の〇〇〇を拝みます!!!」
レオナ
「……お前､どういう目で俺を見てんだよ」
先輩はそう言って、蔑んだ目で見下ろす。
明らかにドン引きしていらっしゃる。
レオナ
「ほらよ、返してやるよ」
紙袋を投げつけられ、慌てて両手でキャッチする。
A
「…ふぅ。取り戻せた」
紙袋を両手で持って安堵する。
先輩の方を見ると、既に背中を向けて歩いていた。
そして、夜の闇へと姿を消していった。
1人取り残された静寂の中で、
自分がやってしまったことに気がつく。
A
「あぁぁ！ 推しの尻尾を勝手に掴んでしまったぁぁ！」
意外と細かったなぁ〜〜！ いや、まぁ後悔はないけど？ それにファンサ(？)されたし〜
引き換えに性癖暴露してしまったけど！
ははっ！…死んだお☆
本人の目の前で、本人への性癖を言ってしまった。やってしまった感が半端ない。
A
「それにしても、先輩は何がしたいんだろう…」
昨日もそうだが、突然愚痴を聞いてくれたと思ったら何か酷い事言われた。
今日なんて、かつあげ(？)してきたし。
本当に何を考えてるのか分からない。
ふと、自分の足が震えている事に気がつく。
あ〜、低血糖が進行しておられる。
早く帰って
そう思い、1歩足を踏み出すとカサっと紙袋の音がなる。
音に反応して、取り返した紙袋を見下ろす。
A
「結局、私は何も変れないんだな」
呆れたように呟いた。
私は震える足でオンボロ寮へと帰っていく。
テストまであと＿＿7日。
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リミ - 私も多分ツイステの世界に行ったら発狂すると思います！面白かったです！応援してます (7月13日 18時) (
レス) @page27 id: aba199bd02 (このIDを非表示/違反報告)
猫田 - 最高です！（語彙力無くてすみません）応援してます！！ (2021年9月19日 11時) (レス) id: 7820b61858 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年7月8日 23時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
アルト(プロフ) - え、好きです（）裏話って言いますか...ゲームにはない話が沢山あって読んでて楽しかったです！整理お疲れ様です、更新楽しみにしてます！ (2021年6月7日 0時) (レス) id: a93e709eaf (このIDを非表示/違反報告)
ダブルブェ(プロフ) - あーんこさん» あーんこさん、ありがとうございます！返事遅くなりすみません。そう言って頂けて凄く嬉しいです！整理し終わったので後は書くだけです！頑張ります！ (2021年4月7日 20時) (レス) id: fbab1bff8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダブルブェ | 作成日時：2021年3月11日 3時
