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リドル
「A、起きておくれ」
真っ暗な視界からリドル先輩の声が聞こえてきた。
すぐに反応し、机に突っ伏していた顔を勢いよく上げる。
A
「＿＿＿うぉお！ 寝てしまってごめんなさい！ ごめんなさい！ ごめんなさい！」
いつのまにか寝てしまった。
やはり、理性では三大欲求に勝てなかった。
リドル
「そんなに謝らなくても大丈夫だよ。お願いだから、落ち着いてくれないかな」
A
「すみません、落ち着きます…」
私は静かに深呼吸をした後、じっと見つめてくる先輩に疑問を投げかける。
A
「……私、先輩に何か変なこと言ってましたか？」
さっきまで先輩と話していた事は覚えている。
けれど、どんな内容だったのか全くもって記憶がない。
もし、推しに失礼な事を言ってしまったら…と考えると罪悪感がパない。
有るまじき行為。罰を受けなくてはならない。
例え推しが許したとしても、私は自分を許さない。
リドル
「もしかして覚えてないのかい？」
A
「……はい。紅茶飲んで、そこから記憶が曖昧です」
リドル
「……」
私の言葉を聞くと、先輩はムスッとした表情になる。
A
「え!? 本当にごめんなさい！ ごめんなさい！ ごめんなさい！」
明らかにただ事ではないと察し、ひたすらペコペコとお辞儀をして謝る。
そして、もう一度。
拗ねている先輩に先程した同じ質問をする。
A
「……ちなみに、何言ってましたか？」
リドル
「そうだね…。全科目、平均80点とったら教えてあげるよ」
A
「え…」
まだ、まともに読み書きができない私が80点を取れるわけがない。
それを見越してわざと言われた。
これは絶対に教えない気だ。鬼ィ！
どうすればいいか分からず、呆気に取られていると、目の前の先輩が笑顔になる。
リドル
「あははは、君は本当に感情豊かだね。休憩もしたことだし、そろそろ勉強を始めようか」
私の反応を見て面白がる先輩は、いつもより楽しそうに笑っていた。
その後、優しそうな目を私に向けて、柔らかく微笑む。
え、マジで私、何言った？
自分が何を言ったのか分からないが、少なからず良い方に転がったのだと確信する。
自分が怒らせるような事は言っていないと分かり、胸を撫で下ろした。
A
「…はい！ 寮長！」
と、元気よく返事をして勉強を始める。
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リミ - 私も多分ツイステの世界に行ったら発狂すると思います！面白かったです！応援してます (7月13日 18時) (
レス) @page27 id: aba199bd02 (このIDを非表示/違反報告)
猫田 - 最高です！（語彙力無くてすみません）応援してます！！ (2021年9月19日 11時) (レス) id: 7820b61858 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年7月8日 23時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
アルト(プロフ) - え、好きです（）裏話って言いますか...ゲームにはない話が沢山あって読んでて楽しかったです！整理お疲れ様です、更新楽しみにしてます！ (2021年6月7日 0時) (レス) id: a93e709eaf (このIDを非表示/違反報告)
ダブルブェ(プロフ) - あーんこさん» あーんこさん、ありがとうございます！返事遅くなりすみません。そう言って頂けて凄く嬉しいです！整理し終わったので後は書くだけです！頑張ります！ (2021年4月7日 20時) (レス) id: fbab1bff8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダブルブェ | 作成日時：2021年3月11日 3時
