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リドル
「し、仕方ないだろう。人を褒めるのに慣れてないんだ」
先程の不自然な行動を言い訳するように呟く。
そんな可愛い先輩に自然と笑みが零れた。
A
「…ふ、ふふふっ。ありがとうございます」
まだ胸に暖かいモノを感じる。
これはなんだろう。
少し前にもあったような気がする。
いつだったっけ？
胸に宿っている暖かさを確かめながら、思い出そうとする。
リドル
「素直に喜ぶのは君とデュースぐらいだよ」
デュース…？
＿＿『やっぱりAは、頭良いな』
と、デュースの声が頭に響いた。
そっか…この胸の正体は"認められて嬉しい気持ち"なんだ。
今まで私は、誰かに褒められても受け流していた。
どうせ、その場しのぎの言葉だ。
どうせ、利用できるように高く持ち上げてるんだ。
どうせ、お世辞だ。
でもリドル先輩やデュースがそんな事するだろうか。
少なくとも私が知ってる2人はしない。
だからこそ素直に受け止められた。
暖かい感覚がじんわりと胸に染み込んで消えていった。
A
「こんな私でも平等だからこそ、先輩は皆に尊敬されているんですね」
リドル
「そんなことはない」
先輩はなんの
A
「…？＿＿もしかしてオバブロの事を気にしてるんですか？」
リドル
「…。少し雑談が過ぎたね、そろそろ勉強に戻ろうか」
一瞬、黙り込み、話を変えようとする。
表情にはあまり出ていないが、少し寂しそうに見えた。
A
「あの！ そんなに気にしなくても大丈夫ですよ。先輩は皆から慕われてるし、愛されてるし、尊敬されてます！」
いつもなら空気を読んで黙っている私だった。
けれど、目の前の推しが悩んでいたら、いてもたってもいられなくなって言葉を発していた。
リドル
「証拠もないのによく言い張れるものだね。…さぁ、勉強を再開するよ」
A
「ゴスマリの時、エースが先輩の事を…」
証拠とは言えないけれど、記憶の中にある出来事を伝えようとした時、
リドル
「＿＿この話は終わりにしてくれないかい」
と、遮られた。
声も表情も普段通りだが、私を見る目は明らかに違う。
「君に何がわかる」「不愉快だ」と強く目で訴えられた気がした。
A
「………すみません」
と、謝罪の言葉しか出てこなくなった。
その後、何事も無かったかのように勉強を再開する。
しばらくして、今日のマンツーマン勉強は終わった。
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リミ - 私も多分ツイステの世界に行ったら発狂すると思います！面白かったです！応援してます (7月13日 18時) (
レス) @page27 id: aba199bd02 (このIDを非表示/違反報告)
猫田 - 最高です！（語彙力無くてすみません）応援してます！！ (2021年9月19日 11時) (レス) id: 7820b61858 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年7月8日 23時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
アルト(プロフ) - え、好きです（）裏話って言いますか...ゲームにはない話が沢山あって読んでて楽しかったです！整理お疲れ様です、更新楽しみにしてます！ (2021年6月7日 0時) (レス) id: a93e709eaf (このIDを非表示/違反報告)
ダブルブェ(プロフ) - あーんこさん» あーんこさん、ありがとうございます！返事遅くなりすみません。そう言って頂けて凄く嬉しいです！整理し終わったので後は書くだけです！頑張ります！ (2021年4月7日 20時) (レス) id: fbab1bff8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダブルブェ | 作成日時：2021年3月11日 3時
