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A
「いただきます」


談話室に戻ると、私達は椅子に座ってケーキを食べ始める。

ケーキにフォークを突き刺して、口の中へと運び、味をしたためる。

口の中にクリームの甘さとスポンジのフワフワとした食感が広がる。



んーー!うまい!
さすがトレイ先輩が作ったケーキだ!
また食べれるとは思わなかった!
やー!にしても美味いっ!



リドル先輩にお礼を言おうと、前を向いた瞬間、私は目を丸くした。

目の前にいる先輩がそれはそれは美味しそうに、幸せそうな表情をして食べていたからだ。

そのあまりの可愛さに、食べるのを忘れて、ただただ見とれる。



かっわぇぇぇぇ!!! なにこの天使!可愛っ! 可愛いっ!まさか見られるとは思わなかったわ! 可愛すぎかよ! 可愛いなぁ!可愛いんだよな! 可愛いな!可愛いよな!



私の視線が気になったのか、先輩に目を向けられる。



リドル
「そ、そんな血走った目で見ないでおくれ。気が散って食べずらい」



A
「すみません、つい」



ケーキに視線を戻し、もう一度フォークを突き刺す。
チラッと先輩の方に目を向けると、やはりそこには天使がいた。



やっぱ幼女だなぁ…可愛い過ぎかよ!
幼女じゃん! いや、どっからどう見ても幼女じゃん!え、幼女だよね? 幼女でしょ。



リドル
「ぼ、僕の顔に何かついてるのかい? 何か言いたいことがあるなら、お言いよ」



A
「あ、なんでもないです。ごめんなさい」



絶っっ対、幼女とか言っちゃいけないわ。
絶っっ対怒るよ。



視線を戻し、突き刺したままのケーキを口に運ぶ。そして、先輩の方に目を向けた。

ずっと(まぶた)に焼き付けたいという欲に駆られていて制御ができないのだ。



リドル
「だから! 何が言いたいんだ!! わざと僕を怒らせてるのか!!」



ついに、先輩の顔は天使から鬼に変わってしまった。



A
「ち、違います! 断じて違います! 本当に違います!」



リドル
「今すぐ首を跳ねてしまうよ!?」



A
「お願いします!!!」



リドル
「結局、僕を怒らせたいんじゃないか!」



A
「本っっ当に違います! 信じてください!」



リドル
「首を跳ねるよ!?」



A
「お願いします!!!」



漫才気味た会話を繰り広げた後、
先輩は呆れて黙ってしまった。

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リミ - 私も多分ツイステの世界に行ったら発狂すると思います!面白かったです!応援してます (7月13日 18時) (レス) @page27 id: aba199bd02 (このIDを非表示/違反報告)
猫田 - 最高です!(語彙力無くてすみません)応援してます!! (2021年9月19日 11時) (レス) id: 7820b61858 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2021年7月8日 23時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
アルト(プロフ) - え、好きです()裏話って言いますか...ゲームにはない話が沢山あって読んでて楽しかったです!整理お疲れ様です、更新楽しみにしてます! (2021年6月7日 0時) (レス) id: a93e709eaf (このIDを非表示/違反報告)
ダブルブェ(プロフ) - あーんこさん» あーんこさん、ありがとうございます!返事遅くなりすみません。そう言って頂けて凄く嬉しいです!整理し終わったので後は書くだけです!頑張ります! (2021年4月7日 20時) (レス) id: fbab1bff8c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ダブルブェ | 作成日時:2021年3月11日 3時

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