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A
「あーえっと、とりあえず恋愛感情ではないです。自分が応援したい人の事を推しと言います。
まぁ、私の場合は単純にカッコよくて好きだから推した感じですけど」
推しについてざっと説明した後、
私は言葉を続けた。
A
「だから、憧れの人に撫でてもらえるのって嬉しいし、撫でられなくなるとちょっと残念だなって思いますね」
トレイ
「つまりは、撫でられても勉強に集中出来るよう克服したい。ってことか」
A
「はい！ そういうことです」
先輩は腕を組んで考え込む。
トレイ
「なるほど…克服かぁ。開き直るのはどうだ？」
A
「開き直る…どいうことですか？」
トレイ
「嬉しいって感情をそのまま受け止めるんだよ。そしたら少しは緊張が緩むんじゃないか」
A
「なるほど…分かりました。やってみます」
トレイ
「それじゃ俺が問題を出すから、
正解した度に撫でてやるよ」
A
「お、お願いします」
トレイ
「では第1問。3択から選んでくれ」
トレイ先輩はそう言うと、問題の内容を話し始める。
まじか。これから撫でられるかもしれないのか。
トレイ
「難しかったか？」
A
「い、いえ！ ちょっと考え中です」
やばい、撫でる事しか意識が向いてない。
しっかりしろ、これじゃ勉強も克服も出来ないぞ！
さっき先輩が話してた事を思い出すんだ！
A
「答えは3番目です」
トレイ
「正解だ。ちゃんと覚えてて偉いぞ」
良かった…。よし、克服するぞ。
嬉しいって開き直るんだ！
私は覚悟を決めて目をつぶった。
A
「一思いにやっちゃってください」
トレイ
「はは、目つぶるほど緊張するのか。可愛いな」
やめろ！ "可愛い"って言わないでくれ！
余計意識してしまうやろ！
先輩は弟か妹のように言っているのは理解している。
でも、推しに可愛いと言われると勘違いしてしまいそうだ。
先輩の手が私の頭上に置かれた。
その感覚がすぐに伝わってくる。
何度か弾むように優しく撫でられた。
クルーウェル先生とは全く違う撫で方に胸がくすぐったくなる。
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リミ - 私も多分ツイステの世界に行ったら発狂すると思います！面白かったです！応援してます (7月13日 18時) (
レス) @page27 id: aba199bd02 (このIDを非表示/違反報告)
猫田 - 最高です！（語彙力無くてすみません）応援してます！！ (2021年9月19日 11時) (レス) id: 7820b61858 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年7月8日 23時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
アルト(プロフ) - え、好きです（）裏話って言いますか...ゲームにはない話が沢山あって読んでて楽しかったです！整理お疲れ様です、更新楽しみにしてます！ (2021年6月7日 0時) (レス) id: a93e709eaf (このIDを非表示/違反報告)
ダブルブェ(プロフ) - あーんこさん» あーんこさん、ありがとうございます！返事遅くなりすみません。そう言って頂けて凄く嬉しいです！整理し終わったので後は書くだけです！頑張ります！ (2021年4月7日 20時) (レス) id: fbab1bff8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダブルブェ | 作成日時：2021年3月11日 3時
