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え、ちょ、ま、え? うっそ! あのトレイ先輩に撫でられてるぅぅ! あ"あ"あ"あ"あ!



固まっている私に気付いたのか、トレイ先輩が口を開く。



トレイ
「これは悪い。自慢してくる弟妹達を思い出してしまってな。次から気おつけるよ」



頭上にあった手の感触がなくなった。



A
「あの先輩…。もう一度撫でてもらってもよろしいですか? 克服したいので」



推しにこういう系のお願いをするのは、正直恥ずかしい。
でも、それ以上にお願いしたい理由があった。



トレイ
「別に良いけど、なんで克服したいんだ?」



良いと言ってくれると思ってました!
ありがとうございます!



A
「その…クルーウェル先生がよく撫でてくるんです。そのせいで、気持ち的に勉強どころじゃなくなるのを克服したいなと」



理由を聞いた先輩は目を大きく見開き、眉がつり上がっていた。
かなり驚いているのが分かる。



トレイ
「え、あの、先生が…」



A
「え、たまには撫でられないんですか? グッドボーイとか言われて」



先輩の異様に驚いた表情を見て、私も驚く。



トレイ
「俺は1度もない。それどころか、誰かを撫でる所なんて見たことがないぞ」



先輩の言葉を聞いて「え」と声を漏らす。




トレイ
「そんなに嫌ならどうして言わないんだ?」



私は唇を歯で軽く噛んだ。
今にも口を尖らせそうだったからだ。

別に嫌という訳ではない。
むしろ好きだし、撫でられなくなると正直残念な気持ちになる。

撫でて欲しいなんて恥ずかしい事言えるわけない。言えん。

そんな様子の私を見て、先輩が耳打ちしてきた。



トレイ
「もしかして…先生の事が好きなのか?」



A
「ち、違います!……あ、いや、合ってます。けど推しとして好きって意味です!」



私は慌てて否定するが、
結局のところ好きなので肯定し直した。

でもこの"好き"という感情は、
先輩が想像しているようなものではない。



トレイ
「"おし"? どういうことだ?」



先輩は不思議そうに顔をしかめる。

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リミ - 私も多分ツイステの世界に行ったら発狂すると思います!面白かったです!応援してます (7月13日 18時) (レス) @page27 id: aba199bd02 (このIDを非表示/違反報告)
猫田 - 最高です!(語彙力無くてすみません)応援してます!! (2021年9月19日 11時) (レス) id: 7820b61858 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2021年7月8日 23時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
アルト(プロフ) - え、好きです()裏話って言いますか...ゲームにはない話が沢山あって読んでて楽しかったです!整理お疲れ様です、更新楽しみにしてます! (2021年6月7日 0時) (レス) id: a93e709eaf (このIDを非表示/違反報告)
ダブルブェ(プロフ) - あーんこさん» あーんこさん、ありがとうございます!返事遅くなりすみません。そう言って頂けて凄く嬉しいです!整理し終わったので後は書くだけです!頑張ります! (2021年4月7日 20時) (レス) id: fbab1bff8c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ダブルブェ | 作成日時:2021年3月11日 3時

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