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A
「グリム、観覧車は? 高い所行けるよ!」



エースが言う『あれ』とは観覧車の事だった。



グリム
「オレ様も乗れるのだゾ?」



A
「うん、乗れるよ!」



私は笑顔で答える。



グリム
「いやっほー! じゃ、早速乗るんだゾ!」



グリムは子供のように飛び跳ねて喜んだ。



可愛すぎんかっ!?



私達は観覧車の切符を買って、ゴンドラに乗る。
その後、グリムと私はエースと向かい合わせになって座る。



推しと観覧車って…しかも密室…いえーーーーい!!!



グリム
「スピードがないんだゾ…」



A
「それが観覧車だからね」



ん? この会話、本日2回目じゃね



そんな事を考えていると、エースが提案してきた。



エース
「ね、揺らさね?」



A
「…それいいね」



エースと私はニヤりと笑った。
そして、席を立つ。

その後、左右に体重移動をしてゴンドラを揺らす。



グリム
「うわ、揺れるんだゾー! 落ちたらどうするんだゾ」



ボロい観覧車なのか、すぐに大きく揺れた。
足に集中しないと倒れそうになるくらいだ。



エース
「こういうスリルが良いんだよ。な、A」



A
「そうだね、エース」



実は心配なんだよなぁ…
グリムの言う通り、落ちそう…



A
「やっぱやめよ」



私は心配になり、揺らすのをやめる。
足を止めると、揺れている振動で倒れそうになる。



エース
「 …よっと」



エースは倒れそうになる私の両肩を支えてくれた。
しかし、バランスが取れなくなったエースは、揺れの振動により体が傾く。




エース「うおっ」
A「うわっ」




両肩を掴まれたまま、
イスに押し付けられるように座らせられる。

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ダブルブェ(プロフ) - こうめさん» こうめさん、ありがとうございます! 頑張ります! (2021年2月14日 14時) (レス) id: fbab1bff8c (このIDを非表示/違反報告)
こうめ - 続きを全裸待機 (2021年2月13日 23時) (レス) id: ed55d3266f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ダブルブェ | 作成日時:2020年12月17日 21時

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