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フロイド先輩とくりそつな顔が私に話しかけてきた。
少し低い落ち着いた声は、とても聞きやすく、
混乱している私の耳に届いた。
声の主は、フロイド先輩の双子、ジェイド先輩だった。
私はジェイド先輩の指示通り、深呼吸をする。
A
「…! スー…ハー、スー…ハー」
ジェイド
「少しは落ち着きましたか?」
私はジェイド先輩の顔を見た瞬間、すぐに目を閉じる。
顔が良すぎて尊死するだろうなと思ったからだ。
深呼吸で取り戻した、落ち着いた気持ちでお礼を言う。
A
「…ジェイド先輩、ありがとうございます」
ジェイド
「いえいえ、落ち着いて良かったです」
まだ落ち着いてないけど…
無理にでも理性を保たなければっ!
?
「うちのフロイドが迷惑をかけてすみません」
知っている声が聞こえてきた。
その声は、明らかに推しの声だとわかる。
私は目が開かないように、力を集中させた。
?
「もしよろしければ、
モストロラウンジの無料クーポンをどうぞ」
A
「モストッ、え、いります」
『モストロラウンジ』と言う言葉を聞いて、目を開けてしまった。
目に映ったのは、銀色の髪、綺麗な肌、メガネをかけたイケメンだった。
うっ、美人すぎるっ…眩しいっ
アズール先輩だ。
アズール先輩は固まっている私を見て、そっと胸ポケットにクーポンを入れてくれた。
デュース
「先輩方、僕達本当に急いでるんで失礼します」
アズール
「申し訳ありませんでした。それでは僕達も失礼致しますね」
アズール先輩はいつもの営業スマイルで言う。
フロイド
「え、まだ話終わってないんだけど」
フロイド先輩は、まだ何か言いたそうな表情をしていた。
ジェイド
「フロイド」
フロイド
「チッ、わかったよ」
フロイド先輩は不満げに返事をする。
そのまま3人は、私達の横を通って行った。
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アルト(プロフ) - ヤバい好き(突然の告白)1-19のおなかがなる場面で自分もおなかがなって「あれ?運命?(は?)」と思いました()更新頑張って下さい! (2021年6月6日 22時) (レス) id: a93e709eaf (このIDを非表示/違反報告)
ダブルブェ(プロフ) - えびたろーさん» えびたろーさん、ありがとうございます!!!!(クソデカボイス)そんなに言われると、照れちゃいます(/ω\*) (2020年11月20日 19時) (レス) id: fbab1bff8c (このIDを非表示/違反報告)
えびたろー(プロフ) - ややややややばいですほんとに好きすぎる泣やばい……好きです!!!!((クソデカボイス (2020年11月19日 23時) (レス) id: 57d8f81140 (このIDを非表示/違反報告)
ダブルブェ(プロフ) - えびたろーさん» えびたろーさん、ありがとうございます!!!上手く伝わって良かったです、ほっとしました!!!初めて言われたので嬉しいです!!!ありがとうございます!!すっごい長編になりますが頑張ります(`・ω・´)ゝ (2020年11月19日 13時) (レス) id: fbab1bff8c (このIDを非表示/違反報告)
えびたろー(プロフ) - ダブルブェさん» 待って下さい(><)泣めっちゃ丁寧にありがたうございます!!!!今試してみたのですが出来ました!めっちゃ優しくて 作品だけじゃなくてダブルブェさんのことももっと好きになりましたぁぁぁ好きです!! (2020年11月18日 21時) (レス) id: 57d8f81140 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ダブルブェ | 作成日時:2020年10月28日 14時