◆Story...30 ページ31
・
その時。
ピーッ
と、言う音が響いた。
洗濯物が乾いたんだろう。
私は無言で立ちあがった。
乱れた髪を 俯き、垂れ流しながら
口をキュッと結ぶ。
これ以上、(人3)と一緒に居たら
何か変なこと言っちゃいそうで。
・
「あ、Aちゃ･･･っ」
「･･･ごめん。
洋服、明日返す。」
・
まだ何か言いたそうな(人3)の言葉をさえぎって、
私は、廊下に出た。
洗濯機から、自分の洋服を取り出し
洗濯機の上から下着を取って
スクールバックへ、乱雑に突っ込む。
もう一度、リビングに戻って
少し顔を出すと、
(人3)はソファに座って、俯いていた。
・
「じゃあね、」
「･･･、」
・
彼は、何も言わなかった。
そんな態度が、
グサリ、と心臓に突き刺さる。
私もそこから何も言わず、
(人3)の家を出た。
外の空気が、とても冷たく感じる。
私は何でか
あの男子達が出てくる夢の事を、思い出していた―･･･。
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104(プロフ) - まじで素晴らしいです！！ (11月20日 19時) (
レス) @page30 id: 23a0e4c400 (このIDを非表示/違反報告)
たまち - ヤバい最後のとこ 感情移入しすぎてヤバかった(語彙力) (2020年4月18日 0時) (レス) id: 2384b40b81 (このIDを非表示/違反報告)
アラジン - 元彼の性格が、元彼に似てます！！ (2020年1月17日 20時) (レス) id: d6092fc1ee (このIDを非表示/違反報告)
yuunii2012(プロフ) - 今回もすっごい面白かった！！林檎ちゃん天才よー！ (2013年5月28日 12時) (レス) id: 6b8da6d556 (このIDを非表示/違反報告)
★☆しなもんクッキー☆★(プロフ) - 完結おめでとうございます！林檎さん、お疲れ様でした(*^^*)面白かったです。またの小説をお待ちしております*．＊…* (2013年5月24日 19時) (レス) id: 95d8a5bf1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2013年4月14日 14時
