◆Story...15 ページ16
・
ローファーが、地面にこすれる音。
ちらほらと見える、
同じ制服を着た、少年少女たち。
学校へと続く並木道。
生温かい、自分の手のひら。
思わず、キュッと握る。
握った手さえも生温かくて
私は、手を放した。
前を歩く(人3)の背中に
引っ張られるように、どんどん進む。
・
「あ、(人3)だ〜!」
「おっす、」
・
(人3)に声がかかった。
顔を上げると、そこには
女子と男子、クラスでも目立つ集団。
・
「Aさんも、おはよー」
「あ、え、おはよう･･･」
・
女子の一人にあいさつをされ
私もとっさに、返事を返す。
苦手、って思ってたけど･･･
結構、良い人たちかも。
それから学校まで、
軽く会話を交わしていた。
何か楽しいなぁ･･･。
ふと(人3)を見ると、
こちらの視線に気がついたのか
白い歯を見せ、ニッと笑った。
私は急いで、視線をそらす。
あれ、嘘。
何で･･･え!?
・
・
・
顔、あつい･･･。
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104(プロフ) - まじで素晴らしいです！！ (11月20日 19時) (
レス) @page30 id: 23a0e4c400 (このIDを非表示/違反報告)
たまち - ヤバい最後のとこ 感情移入しすぎてヤバかった(語彙力) (2020年4月18日 0時) (レス) id: 2384b40b81 (このIDを非表示/違反報告)
アラジン - 元彼の性格が、元彼に似てます！！ (2020年1月17日 20時) (レス) id: d6092fc1ee (このIDを非表示/違反報告)
yuunii2012(プロフ) - 今回もすっごい面白かった！！林檎ちゃん天才よー！ (2013年5月28日 12時) (レス) id: 6b8da6d556 (このIDを非表示/違反報告)
★☆しなもんクッキー☆★(プロフ) - 完結おめでとうございます！林檎さん、お疲れ様でした(*^^*)面白かったです。またの小説をお待ちしております*．＊…* (2013年5月24日 19時) (レス) id: 95d8a5bf1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2013年4月14日 14時
