90dB ページ40
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Sota side
｢いけー！ひらつかー！｣
湧 ｢あいつもう疲れてんじゃん(笑)｣
ようやく始まった競技大会は、体力をたくさん使うのにドッチボールからスタートで
まだ出番じゃないおれらは、フィールド内でわいわいがやがや。
平塚 ｢やだもうつかれた〜｣
安嶋｢とか言いながら最後まで内野に残ってたじゃん(笑)｣
湧 ｢ほんとだよもっと本気出せひらつかあ！！｣
うし、やってやるか
なんて言いながらあじと2人でコートに向かう湧。
この2人がいたらもう確実に勝つでしょ、らくしょーらくしょー。
ほとんどの競技に出る湧とあじとは違っておれは騎馬戦と10人11脚だけだから、Aと2人でのんびり応援隊。
A｢、わくっ！｣
湧 ｢ん？｣
…珍しい、
Aがこんな風にわざわざ声かけるなんて。
ほら、まだそれだけだってゆーのに湧もなんか嬉しそうに振り向いてる
A｢がんばれ、！｣
湧 ｢おう！｣
もうAの視線は、すっかり湧のものだね
となりで嬉しそうに細めた可愛い目も、真っ直ぐにその姿を見つめていて
この2人の空気におれが入る隙なんて、今はきっと無いけれど
今日はまだ、誰のものでもないAだもん
なんて、都合のいい言い訳を自分にして
体育座りをしてまだコート内をじっと見つめるAを、後ろからハグした
A｢、？｣
｢かわいいね、Aは｣
A｢急にどうしたの(笑)｣
かわいい。一番かわいい。
それなのに、今日に限って恋してるって分かる顔をしてるこの子は、いつもの1000倍かわいい。
いつも言いすぎてきっとAは本気だと思ってないだろうけど
おれの言葉は全部本気で、本当だもん。
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スイ.(プロフ) - MMさん» ありがとうございます ！嬉しいです^ ^ 更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします〜！ (2021年3月29日 17時) (
レス) id: e6a739559e (このIDを非表示/違反報告)
MM - 面白かったです続編楽しみにしてます (2021年3月26日 20時) (レス) id: f4898dbd5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイ. | 作成日時：2021年2月15日 16時
