81dB ページ31
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Waku side
｢っしゃ、気合い入れてくぞ気合い！｣
颯太 ｢いやまだ早いって(笑)｣
行事がある日って、自然と足取りが弾む
今日は制服じゃなくて朝からジャージ登校だから、
それもきっと特別感を感じる理由だろうな〜。
あとは、
颯太 ｢大丈夫？痛くない？｣
A ｢うん、へいき！｣
｢無理すんなよ？｣
数日前に松葉杖が無くなったAが隣にいるから、かな。
まだ足首にサポーターやらなんやらは巻かれてるけど、前と比べたらだいぶ良くなったらしい。
｢おばさんに送ってもらっても良かったのに、まだ危ないし｣
松葉杖がなくなったとは言え
完全に治った訳じゃじゃないんだし、無理して歩くことないのに。
でも本人はそんなの関係ないらしい。
やるって言ってたらやるし、自分でそうするって決めたらそうしないと気が済まないタイプだから。
A｢お母さん今日は早く行かなきゃ行けない日だったからいいの、
リハビリも兼ねて歩いてみなさいって先生も言ってた！｣
｢ふーん、それよりそこ段差だぞ｣
A｢ひ、｣
｢よそ見して歩くからそうなるんだよ、
まったくいつになったら学習するんでしょうね〜Aちゃんは｣
唇をきゅ、と結ぶ顔がかわいくて
拗ねさせるって分かってても、未だにこんなことを言う俺はいつまで経ってもガキだ。
颯太 ｢ねえそうやってたら遅れる！イチャイチャしないで！｣
｢別にしてねーよ！(笑)｣
あーもー今度は颯太が拗ねそう、ほんと2人ってこういう時のタイミングが一緒で困るなあ
.
安嶋 ｢あれ？3人ともおはよ、なにしてんの？｣
そうやって突っ立ってれば、たまたま自転車通りかかったあじが漕ぐのをやめて
俺たちの前に止まった。
あ、いいこと思いついた。
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スイ.(プロフ) - MMさん» ありがとうございます ！嬉しいです^ ^ 更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします〜！ (2021年3月29日 17時) (
レス) id: e6a739559e (このIDを非表示/違反報告)
MM - 面白かったです続編楽しみにしてます (2021年3月26日 20時) (レス) id: f4898dbd5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイ. | 作成日時：2021年2月15日 16時
