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A｢えっと…その、ごめんなさい｣
皇輝 ｢ 気にしないで、Aちゃんが悪いんじゃないんだし｣
黒田 ｢そうだよ！そんな顔しないで？｣
体育が始まるや否や、練習に参加できないことを思い出して しゅん、としてしまったAを見てか
なんだかチームのみんなもしゅんとしてしまった。
A ｢せっかく練習したのに…｣
安嶋 ｢まあ今はとりあえず休んでおこうよ、もしかしたら本番は出れるかもだし｣
檜山 ｢でもどうすんの？補欠いないし。｣
颯太 ｢あ、そっか｣
実はだれも知らなかったけど、須田が補欠だったみたいだしなあ。
あの後あいつはふっかに呼び出されて、生徒指導の先生たちから事情聴取を受けたらしい
その結果から停学をくらってしばらく学校に来ないことも、すぐ教室中に広まった。
皇輝 ｢本番までどうなるか分からないし、俺らだけでも練習続けようよ｣
平塚 ｢そうだね、今日もがんばろーっと｣
黒田 ｢ひらついつもすぐ休んでんじゃん！｣
織山 ｢今日はちゃんとやってよひらつか｣
平塚 ｢いやいつもちゃんとやってるって！｣
この輪の中にせっかく溶け込めてきたのに
また1人、いつもの休憩場所でもある石階段の上で
ちょこん、と見学をする姿が寂しそうで。
ほんとは今すぐにでも話しかけに行きたいのに。
となりにいてやりたいのに。
そんな顔、すぐ吹き飛ばして やりたいのに。
今は行けないのがもどかしくて、全然練習に集中できない。
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少し前までは
" 幼なじみ " だから
いつも当然に浮かんでると思ってたこの気持ちが
あの日、
自分が守ってやりたいと思うくらい " 大切な存在 " だから って気持ちに
いつの間にか変わってたことに
やっと 気づいたんだ
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スイ.(プロフ) - MMさん» ありがとうございます ！嬉しいです^ ^ 更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします〜！ (2021年3月29日 17時) (
レス) id: e6a739559e (このIDを非表示/違反報告)
MM - 面白かったです続編楽しみにしてます (2021年3月26日 20時) (レス) id: f4898dbd5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイ. | 作成日時：2021年2月15日 16時
