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ある程度 練習も進んできた頃
別の競技も出る人達は、そっちの方に参加しに行くことになった
｢ひまだねえ｣
A｢そうだねえ。｣
Aはもう飴食い以外に出るものがないし
おれは騎馬戦の練習って言っても全員いないとできないからまだやんないし、
ドッヂボールも別にやることがない。
だからちょっとだけ、2人で日陰に座って休むことにした。
｢なんか飲みなよ、水筒持ってきた？｣
A｢うん、今日はお母さんが温かいお茶入れてくれたの｣
｢えー飲みたい！ちょっとここ寒いし｣
いいよ！と蓋を開けた水筒を差し出してくるAとは
もうずっと前から関節キスなんてもの、気にするような仲じゃなくて。
それはきっと湧も同じだろうけど、Aはほんとにちっとも気にならないのかな
こういうの当たり前になりすぎて、他の人とも普通にやりそうで怖いよ？おれ
｢…うまい！天才！｣
A｢ただのお茶だよ？(笑)｣
｢でも美味しいもーん｣
なにそれ！なんて笑ってたら楽しくなってきて、2人でじゃれてたのに
ピタッと急に止まったA。
｢あれ、どしたの？｣
Aの大きな瞳がジッと見つめる先には、湧と湧に絡む女子の姿。
湧はリレー練習だっけ。
バトンがまだ回ってこないからってサボってるな。。
しばらくそうやって見てれば、なんだか楽しそうに笑って
サッと、その子の頭を撫でた
え、撫でた？あの湧がA以外の女の子の頭を？？
混乱しながらおそるおそるAの顔を見れば、あまりにも驚いたらしいきょとん顔。
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あれ、でもなんかおかしい
まさかのまさか
｢A、
もしかして妬いてる？(笑)｣
後ろから顔を覗き込んで
少し膨れてるほっぺをぷにゅ、と押したら
ハッとしたようにおれの顔を見た
A ｢な、！ちがうもん、！！｣
｢かわいー！！(笑)｣
そうかそうか。あの女が湧にベタベタしてるから妬いちゃったんだ。
本人は自覚ないらしいけど。
でもおれもAの嫉妬してる顔なんて見たことないに等しいかも。
それくらい本人にとっても珍しい感情すぎて、よくわかんないんだろうね
｢唇とがってるよ｣
A｢ん〜違うってば、！｣
もう、A拗ねちゃったんだから早く来てよね湧。
きっとおれじゃ更に拗ねらせちゃうもん
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スイ.(プロフ) - Suzuka573さん» そう言っていただけて嬉しいです(；；)自分で体験できていないので実際と違うこと多々あると思いますが、がんばりますので更新待っていてください！^ ^ (2020年10月26日 21時) (
レス) id: e6a739559e (このIDを非表示/違反報告)
Suzuka573(プロフ) - 私も主人公さんと同じで右耳が聞こえないのでとっても感情移入しやすいです！更新お願いします〜！！ (2020年10月26日 8時) (レス) id: d37d3ec597 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイ. | 作成日時：2020年10月25日 16時
