22dB ページ22
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椅子ごと回して向かい合わせにすると、ぎゅっと口を結んで
小さい頃から我慢しがちで頑固なのも、ずっと変わらない姿の1つ。
悩みすぎな時に限って、自分の耳や進路に対することよりも、人が絡んでることが多かった。
ここまで否定するってことは、きっと今回もそういうことなんだろうって やっと気づいた
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｢言ってみ。何がそんなに不安なの｣
ふわっと頭に手を置いたその瞬間、糸が切れたようにAの目から涙が溢れ出して
A｢…、わかんない、っ
だって聞こえないもん、何言われてるか、分かんないんだもん、！｣
やっと吐き出してくれた言葉は、誰かに何かを言われたとしか思えない内容だった。
｢わかんないままでいいから、全部言って。
ちゃんと聞いてるから｣
相談は陰口を叩くのとは違う。大丈夫。
自分がボロボロになってんのに、気なんて使うな
Aが話すなら全部聞くから。受け止めるから。
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苦しそうに泣く顔なんて見てらんなくて、
Aの頭に置いてた手を、ぐっと自分の胸に引き寄せて
ただ、少しでも安心できるように
そのまま頭を撫でた
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スイ.(プロフ) - Suzuka573さん» そう言っていただけて嬉しいです(；；)自分で体験できていないので実際と違うこと多々あると思いますが、がんばりますので更新待っていてください！^ ^ (2020年10月26日 21時) (
レス) id: e6a739559e (このIDを非表示/違反報告)
Suzuka573(プロフ) - 私も主人公さんと同じで右耳が聞こえないのでとっても感情移入しやすいです！更新お願いします〜！！ (2020年10月26日 8時) (レス) id: d37d3ec597 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイ. | 作成日時：2020年10月25日 16時
