14dB ページ14
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｢びっくりした〜まさかお兄ちゃんだと思わなかった！｣
優斗｢驚かせようと思って連絡しなかったんだよ(笑)病院どうだった？かわりなかった？｣
昔からお兄ちゃんは、私のことをよく気にかけてくれていて
言ってしまえばお母さんよりも、私の学校生活や周りのことを心配していた。
その名前の通りほんとに優しくて大好きなお兄ちゃんは、大学生になるのを機に一人暮しを始めて
なんやかんや言いながら、充実している話をよく電話先できかせてくれるの
.
｢なにも変わりないって！お兄ちゃんいつまでこっちにいるの？しばらく居るの？｣
優斗｢まあ1週間とちょっとはいるかな〜？
なに、俺帰ってきて嬉しい？(笑)｣
そりゃ嬉しいよ。
ずっと会えてなかったんだもの。
ニヤニヤするお兄ちゃんにそう伝えたら、緩んでいる頬が戻らなくなりそうだったからちょっとやめといた。
優斗｢あ、そういえば湧たちも元気？最近連絡とってないんだよね〜｣
｢元気だよ！みんな変わってないよ｣
優斗｢そ？よかった(笑)｣
わくは小学生から中学生までお兄ちゃんと同じチームで野球をしていたし、
よく家に遊びに来ていた颯太ともゲームをしたりして遊んでたから、お兄ちゃんは2人ととっても仲が良くて。
3人で男だけのひみつ！とかなんとかいって、遊びからはじかれたこともあったっけなあ。
その時は初めてみんなから離されたことが寂しくて、気づけば泣いていた私を見るなり
あんなに主張してたはずの "男のひみつ" を放り出して『やっぱりおいで？ごめんね』って、オロオロしながら手を引いてくれたっけ。
優斗｢こっちにいる内に会いたいなー、｣
そう呟きながら一瞬考えるように黙ったお兄ちゃんは、なぜか立ち止まって後ろをふり返るなり
優斗｢おーーい！！｣
｢？｣
ニコニコして、大きく手を振り出した。
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スイ.(プロフ) - Suzuka573さん» そう言っていただけて嬉しいです(；；)自分で体験できていないので実際と違うこと多々あると思いますが、がんばりますので更新待っていてください！^ ^ (2020年10月26日 21時) (
レス) id: e6a739559e (このIDを非表示/違反報告)
Suzuka573(プロフ) - 私も主人公さんと同じで右耳が聞こえないのでとっても感情移入しやすいです！更新お願いします〜！！ (2020年10月26日 8時) (レス) id: d37d3ec597 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイ. | 作成日時：2020年10月25日 16時
