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Waku side.
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｢おはようございまーす！！｣
｢あらおはよう！ごめんね〜Aまだ起きてないのよ ｣
｢あ、やっぱり？起こしてきますね(笑)｣
｢何度も起こしたんだけど、、頼んだわ湧くん｣
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俺は毎朝、となりの家のインターホンを押して玄関に入る
一緒に登校している幼馴染を迎えに来るためにね
これは小学生の頃からの、俺の日課。
階段を登って 『A』とネームプレートの下がるドアを開ければ
まだそいつはベッドの中でスヤスヤと眠ってた
よく見ると身体は"左"向き。
そういうことか(笑)
今まで起きなかったわけだ
この調子じゃ、アラームの音も気づかなかったんだろうな
｢A！遅刻するぞ！！起きろ！｣
身体を揺さぶって起こせば
A｢ん〜、、、｣
と寝返りを打って
｢朝！！起きろ！｣
A｢んん……わく、？｣
｢そう。わく。｣
俺がいる事を確認したAは、パチッと目を開けると勢いよく飛び起きた
A｢いま何時？！｣
｢ 7時40分。やっと起きた〜、ほら急いで！！｣
ごめーん！！とドタバタするAの部屋を出てリビングに行けば、おばさんが玄関を出るところで
｢ありがとうね湧くん！私もう行かなきゃいけなくなったからAに鍵閉めるように言ってちょうだい、よろしくね！｣
そう言い残して、慌てて家を飛び出してった
親子そっくりな焦り方(笑)
はーい！行ってらっしゃい と返事をしてから15分
大きな音をたてて、やっとAが降りてきて
A｢お待たせ！行こう！｣
靴を履こうとする前に
｢おばさんもう出たから鍵閉めてだって｣
と鍵を閉めるジェスチャーをすれば、驚いた顔をして手当り次第にそこら辺を見始める。
.
A｢え？！鍵…どこだっけ、｣
｢それより補聴器は？｣
全然こっちを見ないAの耳をトントン、と指で指してみせれば
｢ああ、！｣
今降りてきたばかりの階段をまた登り出した。
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こりゃ今日は遅刻かな、(笑)
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スイ.(プロフ) - Suzuka573さん» そう言っていただけて嬉しいです(；；)自分で体験できていないので実際と違うこと多々あると思いますが、がんばりますので更新待っていてください！^ ^ (2020年10月26日 21時) (
レス) id: e6a739559e (このIDを非表示/違反報告)
Suzuka573(プロフ) - 私も主人公さんと同じで右耳が聞こえないのでとっても感情移入しやすいです！更新お願いします〜！！ (2020年10月26日 8時) (レス) id: d37d3ec597 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイ. | 作成日時：2020年10月25日 16時
