美しいあの子は…(怪物事変)

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夏「給仕係？」
女将「どうしてもっていうけぇ」
夏「やったことないです」
女将「自分で考えて、どうにかせられぇ」
夏「…」

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モコモコ

バシャン

『ちょっとなにしてるの！？』
夏「A、給仕係頼まれた」
『だからって、何でたわしに水なの？』
Aが、夏羽の方に駆け寄る

『ちょと肌が傷だらけじゃない…』
Aが夏羽の頬に手を添える
夏「Aの手、暖かい。』
『まぁ、私は暖かいと思うけどあんまり無茶なことはしないでね、心配する』

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夏「失礼します。」
隠「おぉ来たな、昨日ぶりだな待ってたぜ。おじさんのこと覚えてる？

夏「はい。」
夏「朝食です。失礼します」
隠「あちょちょ、待て待て待て！たく、はい自己紹介！おじさんこういう物です。オカルト専門の探偵みたいなもんだけど、ここでは調査できてるんだよね。色んな人の話聞きたい訳」

隠「いただきます。君毎日、あの女の子と畑にいるんでしょ。なんか変なことなかった？飯のついでに聞かせてよ。」

夏「では、朝食の後に…」
隠「ん？」
夏「飯が不味くなります。」
隠「あぁ、平気平気おじさんそういうの体制あるから。肉食べながらすらプラッタとか？」
夏「家、そういう訳ではなくA以外みんな俺と、食事をとることはありません。俺は臭うそうです」隠「そう、男が臭いなんか気にするなよ。おじさんとこの、職場なんて男所帯だからなぁ、くっせいぞぉ」
隠「女の子みんなこぉんな顔して、でてくからな」
夏「…そうですか…あの、そういう事なら…」

隠「おう、遠慮するな」
夏「調査と、いうのは腐った家畜の死体の事ですよね」
隠「ん？君なんでそれ知ってんの？女将は子供には黙ってるって言ってたぜ？」
夏「死体の始末を任されるので…」

隠「…」
夏「これまで死んだ家畜の数は6匹です、鶏が多いですが死体は共通して内蔵をかなり、食い荒らされていますもしこの世にもののけがいるのなら、それの仕業のような後です。それと、これは聞いたかもしれませんが、死体の始末を任されるのは決まって新月の翌朝です。もしかしたら、次の新月にも何か起こるかも知れません」
隠「素晴らしい！いやぁこんだけ分ければあとが楽だぜ。無口のやつは周りのことをよく見てるって言うけど、ホントだよなァ！どれ次の新月は」

夏「…」

隠「5日後か」

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