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不明確。 ページ5

中也にふぁーすときっすを奪われて数日後。


今日までずっと、悩んでいたことがある。



私と

中也は



付き合ってるのだろうか?



私恋愛経験0だから何も分からない。

キスしたらもう付き合ってるって事になるのかな?

それはないか。


でもそれなら今の私達は体だけの関係?


それはヤダな〜〜……


かといって中也に

私達って付き合ってるの?

とは聞けないし。


恥ずかしいじゃん。



けど聞かないと何も分からない……。



人生で一番究極の選択だよ……



頭を抱えてそんなこと考えてたら中也が帰ってきた。


自室を出て迎えに行く。


「お帰り〜」

「ん、ただいま」

帰って来るなり私のほっぺで遊び始める。


ツンツンしたり両手で顔を挟んだり軽くつねったり。


「可愛いな〜……」


驚きすぎて言葉の意味を最初は理解できなかった。


困惑していると中也がクスクス笑い、髪をくしゃくしゃする。


どんだけ頭撫でるんだよ…

何回されても幸せなのも、恥ずかしいのも変わらない。


2人で一緒にリビングに行く。


中也は帰るのがいつも遅いから大体夜ご飯は別々で食べる。

でも今日は一緒!

幸せだなーって思いながら既に作り終えていた夜ご飯をテーブルに並べていく。


「「いただきます」」

自分が作った料理で中也と一緒だと凄く美味しく感じる。


「お前ホントに料理上手いよな」

感心したように中也が言う。


そーかなー、と照れて笑う。


沈黙が出来たときに、付き合ってるのかどうか何度も言おうとした。

でも、声に出ない。



結局、夜も更けて寝る時間になってしまった。


2人でリビングでくつろいで、テレビを見てる。

寝ないとねー、みたいことはさっきから言ってるけど、動きたくないし眠いしなにより、まだ聞けてないことがある。


へんな意地でベッドに行かないでいると、ソファでうとうとしてきてしまった。


「ほら、ベッド行けよ」

中也が背中をポンポン叩きながら笑ってそう言う。

「んーー……そうだね……」

もう、意識もはっきりしてない今のうちに聞いてしまおうか。

眠くて悩むこともままならず、考えるより先に口が動いていた。



「ねぇ……ちゅうや…私たちってさ、付き合ってるの……?」

ようやく。→←安堵。



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設定タグ:中原中也 , 文豪ストレイドッグス , 文スト   
作品ジャンル:アニメ
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nao - 私情はさみます……すいません、覚えてるかな、うちのことmaoです、これ見てくれてたら嬉しいです、そして返信くれると嬉しいな……… (2020年9月29日 23時) (レス) id: cb11543b97 (このIDを非表示/違反報告)
きおく(プロフ) - やっぱりハッピーエンドですよね…!!分かりました!!夢主ちゃんも中也も幸せにします!!コメントありがとうございました!!! (2019年9月26日 17時) (レス) id: 8fb2214b40 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - ハッピーエンドにしてあげて下さい!!  (2019年9月26日 17時) (レス) id: 2eff2af79a (このIDを非表示/違反報告)
きおく(プロフ) - なるほど…!!ありがとうございますー!!! (2019年9月24日 18時) (レス) id: 8fb2214b40 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - 私はハッピーエンドがやっぱりいいです! (2019年9月24日 12時) (レス) id: 11efb22fa1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きおく | 作成日時:2019年7月22日 18時

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