√通過電車

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優「昨日はごめんね！

一緒に帰れなくて」







昼休み 申し訳なさそうに手を合わせる優太








「ううん、大丈夫。」







そのお陰で、変な人と友達になっちゃったけど









優「それでさ……」

優太がなにか言いかけたとき









.









顕「あ！Aちゃん」









「あ、阿部顕嵐」









顕「なんでフルネーム？」


‘変なの〜’って目を細めて笑う阿部くん









そして阿部くんの目が優太をとらえた




「あ、幼なじみの岸優太」









優「どうも」

って、会釈する









顕「……岸 優太。

よろしく」



阿部くんの表情が一瞬曇った気がした
でも すぐにいつもの顔に戻って









顕「そうそう

昨日 電話番号聞くの忘れたと思って」









「ジュースおごってくれるなら

教えます。」









なんてちょっと意地悪してみる

そしたら、









顕「奢ります！」




即答で返された返事


そんなに必死になんなくても…(笑)









連絡先を教えると ‘連絡するね’ て言い残して、

立ち入り禁止の屋上に続く階段を上っていった









「また違反してる…」笑









優「…仲良かったっけ？」









「まあ、いろいろあって」









優「そっか」









.









昼休み終了のチャイムがなり、優太は自分のクラスに戻っていった









…阿部くんは 授業でないのかな




ちょっとだけ気になったり。









√ 番号

5 aran→←3

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