第1話-�� ページ6
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「遅いなあ……」
ジンとウォッカがジェットコースターに入っていってから、すでに20分以上は掛かっている。このアトラクションの所要時間は大体2分30秒で、並ぶ時間を考慮したとしても長過ぎるだろう。
そんな時、道路の方面から聞くだけで少し警戒してしまう音がこちらに近づいてくるのに気が付いた。
「……っ！警察だ……！！」
俺は急いでパソコンに映し出された、監視カメラ映像を確認した。
「コースターの入り口に人が集まってる……」
数分前までなかった人だかりが、アトラクションの入り口を覆っていた。何かアトラクション内で事故か何かのトラブルが起こっているのだろう、従業員らしき人が駐車場に向かってくるパトカーに手招きをしていた。
「二人とも大丈夫かな……？」
いまだ出でくる気配のない出入口を見て、冷や汗が肌に滲んでいく。
中の状況を確認したいところだが、アトラクション内に監視カメラは設置されていない。
「でも、ここを離れるわけには……」
パトカーと警察官が徘徊する園内に、危険と分かっていて乗り込むなんて無謀な行為はできない。
「大人しく待つしかないのか……」
俺は再び監視カメラの映像に視線を向け、ただ二人が出てくる姿を待つことしかできなかった。
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猫饅頭。(プロフ) - もの太郎さん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉光栄ですっ...！！これからも、少しずつではありますが、更新していこうと思います。暖かく見守って頂けると幸いです。 (2023年4月6日 19時) (
レス) id: 72178cca42 (このIDを非表示/違反報告)
もの太郎 - 超好き！！！！更新頑張って下さい！応援してます！ (2023年4月6日 19時) (レス) @page17 id: 415bc119d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫饅頭。 | 作成日時：2023年3月1日 3時
