第4話-�� ページ40
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━━午前5:00。
「ご馳走様でした･･････」
ウォッカお手製のベーコンエッグとシュガートーストを平らげた俺は、仕事着であるツナギに着替えた。
ウォッカは俺の朝食を用意してくれた後、いつものようにジンと仕事に出掛けて行った。
「そろそろ行くか」
時計を見ると、ちょうど良い時間になっていた。俺は、鞄とヘルメットを抱えて部屋を出る。
薄暗い地下室の廊下の先にある階段を登り、駐車場に出た。そして、小さな原付バイクに乗り込みエンジンをかけた━━が、常識的に考えて肋骨にヒビが入った身体では運転すべきじゃないだろう。
━━しばらくはタクシーで行くか･･････。
5日間もサボっていた仕事をこなす為、俺は仕事場へ向かった。
━━午前5:45。
「皆さん、おはよう御座います。急な体調不良で、大変お騒がせしまい申し訳ございません。今日からまた復帰するので、宜しくお願いします」
毎朝行われる朝礼で、俺はお詫びの言葉を述べた。
「元気になって、良かったよ」
「伊草さん、アンタもたまには休みなよ！アタシらがちゃんと、カバーしてあげるからさ！」
「本調子になるまで、力仕事は俺たちでしておくよ」
従業員の皆んなが温かい言葉を送ってくれた。
━━優しい人達ばかりの職場で良かった･･････。
「･･････伊草さんッ！！」
そんな中、最前列に居た丸柴が声を上げた。
「伊草さあああんッ！！
丸柴のマシンガントークが始まってしまった。
「･･････まあ無事に治ったし、大丈夫だよ。ほら、さっさと仕事を始めるよ」
俺は今日のスケジュールを確認しながら、軽く受け流した。丸柴は、話し足りないと言いたげな顔でこちらをに視線を向けてきたが、業務に響きそうなのでスールすることにした。
「あ、はーい！じゃあ、行ってきまーす！！」
両手をこちらに振りながら作業場へ向かう丸柴に、小さく手を振り返した。彼は俺より歳上なはずなのだが、弟の面倒でも見ているような気分になる。
━━さ、俺も仕事するか。
「山田さん、配達のサポートをお願いしてもいいですか？」
「ああ、大丈夫だよ」
手の空いている従業員の一人に声を掛けると、俺達は本日の仕事に取り掛かった。
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猫饅頭。(プロフ) - もの太郎さん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉光栄ですっ...！！これからも、少しずつではありますが、更新していこうと思います。暖かく見守って頂けると幸いです。 (2023年4月6日 19時) (
レス) id: 72178cca42 (このIDを非表示/違反報告)
もの太郎 - 超好き！！！！更新頑張って下さい！応援してます！ (2023年4月6日 19時) (レス) @page17 id: 415bc119d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫饅頭。 | 作成日時：2023年3月1日 3時
