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祐基「はい、抹茶。」
A「ありがとう。」
小さなイートインスペースがあるアイス屋さんで
二人並んでアイスを食べる。
祐基「んー、美味しいっ。」
A「冬に食べるアイスもいいね。」
祐基「でしょ!あ、バニラ食べる?」
A「うん、食べたい。」
スプーンでアイスを一口すくって差し出すと
Aは小さな可愛い口でぱくっと頬張って
幸せそうに笑った。
A「おいしいっ。」
祐基「よかった!」
A「抹茶食べる?」
祐基「じゃあ一口もらおうかな。」
A「はい、どうぞ。」
スプーンを差し出すAの手ごと掴んで
自分の口に運ぶ。
祐基「んー、抹茶も美味しいっ。」
A「っ…!」
祐基「あれ?どうしたの?
なんかA顔赤いよ?」
A「だって…。」
祐基「ん?」
A「かっ、間接キスだなって、思って…。」
だんだん語尾が小さくなるA。
耳まで真っ赤なのが可愛い。
祐基「さっき俺があげた時は気付かなかったの?」
A「さっきはアイス食べるのに夢中で…。」
祐基「んふふ、かわい。」
A「やめてよ…。」
今まで何人かと付き合ったことはあるけど
ここまで純粋な子は初めてで。
反応がいちいち可愛くていじめたくなっちゃう。
祐基「ほら、早くアイス食べないと溶けちゃうよ。」
A「ゆうくんのせいっ…。」
こんな可愛い彼女
絶対離したくない。
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お久しぶりの更新になってしまいすみません。
年末年始の忙しさもなくなってきたので
また今までと同じくらいの更新ペースに戻したいと思います。
今年もよろしくお願いします!
あり。
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ゆいな(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2018年11月11日 18時) (レス) id: fc179f1fdf (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - 続き、楽しみにしてます!頑張って下さい!これからも、応援してます!! (2017年11月26日 2時) (レス) id: 37009b37c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ありんこ | 作成日時:2017年11月17日 14時