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家に着いてケータイを開くと
大量の通知が来ていることに気づいた。
稜雅:結局どうなったんだよ
稜雅:おーい
稜雅:生きてる?ww
稜雅:大丈夫かー
大量の通知はほぼほぼ稜雅からのもので。
口調こそきついけど
実は俺のことすごく心配してくれてて
いい幼馴染だとつくづく思う。
ピコンッ
新たなメッセージを知らせる通知音。
稜雅どんだけ俺のこと好きなんだよと思いながら
ロック画面を見てみると
A:Aです。
A:今日はありがとう。
そこに表示されたAちゃんの名前。
そう言えばLINE交換したんだった。
まさかAちゃんから送ってくれるとは思わなくて
心臓がきゅうっとなるのが分かった。
祐基「ほんとなんなのぉ…。」
毎日Aちゃんのこと好きになる。
それが嬉しいのと同時に
Aちゃんにも俺のこと好きになってほしいという
欲望がふつふつと湧いてきてしまう。
"稜雅たすけてぇ〜"
"Aちゃんのこと好きすぎて辛いよぉ"
ピコンッ
ピコンピコンッ
祐基「返信早っ!」
稜雅:知らねぇよ
稜雅:何だよ急に
稜雅:片思いのくせに惚気んな。
前言撤回。
やっぱり稜雅冷たい。
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ゆいな(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2018年11月11日 18時) (レス) id: fc179f1fdf (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - 続き、楽しみにしてます!頑張って下さい!これからも、応援してます!! (2017年11月26日 2時) (レス) id: 37009b37c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ありんこ | 作成日時:2017年11月17日 14時