○２１ ページ21
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望「はい、着いた。」
のんちゃんと話しながら歩くこと20分。
目的地に着いたらしい。
「え、なんかめっちゃお洒落。」
目の前には繁華街の裏道にある
めっちゃ素敵なカフェ。
望「せやろ？めっちゃ穴場感ない？」
「ある。こない素敵なお店あるん知らんかった。」
望「実はここ知り合いのお店やねんけど
ここのオムライスむっちゃ美味いねん。」
「そうなんや！」
カランと音を立て開くドア。
"いらっしゃいませ〜"というテンプレートのあいさつの後に
??「のんすけやん！」
と嬉しそうな声。
望「濱ちゃん遊び来たでー。」
??「いらっしゃい。
隣は？もしかして彼女？」
望「ちゃうって。
高校の時の友達。」
「初めまして。」
??「どうも、濱田崇裕って言います。
ゆっくりしてってな。」
濱ちゃん、と呼ばれたその人は
ものすごく優しく笑った。
望「何食べる？」
「私、のんちゃんが言うてたオムライスがええな。」
望「なら俺もオムライスにしよ。
飲み物は？」
「アイスティーで。」
望「変わってへんなー。
高校の時もずっと飲んでたよな。」
「好きやねんもん。
最近はミルク派やねん。」
望「知らんわ笑」
「のんちゃんは？コーヒーとか飲めるようになった？」
望「飲めるけど好まんな。」
「子供やね。」
望「Aに言われたないな。」
「うるさ。」
私とのんちゃんのやり取りを見て
楽しそうに笑う濱ちゃんさん。
(なんて呼んだらええか分からん。)←
崇裕「自分ら仲ええな。」
望「こいつ女ちゃうもん。」
「はぁ？どっからどう見ても女子やろが。」
望「ごめん分からん。」
崇裕「Aちゃん、やっけ？
俺はめっちゃ女の子やなーって思うで。」
「あ、ありがとうございます。」
キザなチャラ男が言ったら何とも思わんセリフやけど
何故か濱ちゃんさんの言葉はすんなり入ってきた。
・
濱ちゃんの"濱"は文字化け防止のため
こちらの字にしてあります。
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ジャス民andとびっこchan!?(プロフ) - この作品を見つけて、密かに読んでました笑もしよかったら卒業式や結婚式その後の生活など書いて欲しいです迷惑だったらごめんなさい！ (2017年4月27日 4時) (
レス) id: 2e2e39cbf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miku | 作成日時：2017年2月7日 8時
