桐山さんとひとつ屋根の下

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望「そう言えば、彼氏について聞かせてぇや。」




「聞きたい？そない気になる？」




望「そりゃ、初めての彼氏やもんなぁ？」




「初めてちゃうしー。

　中学ん時はおったしー。」




望「あー、なんか言うてたな。

　最低な奴やったって。」




「二股されたやつな。」









中学の頃に付き合ってた人に二股されてて、


しかもその相手が親友って言う


結構な修羅場を体験しております←









望「今の彼氏はどうなん？」




「見た目はまぁまぁ。

　ブスではないけどイケメンでもない。

　のんちゃんの方がかっこええなってレベル。」




望「その例えよぉ分からん、笑」




「まぁ、見た目は普通ってこと。

　けど中身はめっちゃええやつ。」




望「例えば？」




「喧嘩した時にスタバ奢ってくれる。」




望「他は？」




「車で送り迎えしてくれる。」




望「しょーもな、笑」









こいつ、しょーもない言うたで。


笑うたで？









「そういう何気ないことが幸せやったりするんやで。」




望「なんかの歌詞みたいやな、笑」




「確かに、笑

　けどほんまやねんてー。

　のんちゃんも彼女が出来たら分かると思うで。」




望「はい、先輩。」




「せいぜい頑張りたまえ。」




望「調子乗んなやー笑」









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