寒い冬は腕の中 ( 剛典 )

パーティ ページ33

お揃いのマグカップ




お揃いのセーター






沢山、お揃いの物を買って来た道を戻る





『直人さん、喜んでくれるかなあ』


「喜ばなかったら、俺もーらおっと」


『あ、駄目だよ』


「嘘だよ」





案の定



プレゼントを受け取った途端





え、俺？俺なの？ほんとに貰っていいの？って、すっごく喜んでるのに




要らないんなら、俺もらいますから。ってたかのりくんが意地悪言うから




いるよ！！って言って、走って部屋に戻ってたのが面白すぎて、みんなで笑った。







「では、聖なる夜に乾杯！！！」





テンションの高い直人さんが音頭をとってパーティがスタートした。







「Aちゃん、Aちゃん、いこっ」





さつきちゃんが、こそっとわたしに耳打ちをした





『あ、そうだね、おっけいおっけい』





たかのりくんに、お手洗い行ってくるねって言って
さつきちゃんと、空き部屋に入った





.





.






『喜んでくれるかなあ』



「喜ぶでしょ！」



『だといいね』








パーティルームのドアの前
二人緊張しながら開く






一番に見つける彼の姿







すっごくビックリした顔でわたしをみて





すぐ、私のところに走ってくる彼








「反則、、、可愛すぎでしょ。」

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