寒い冬は腕の中 ( 剛典 )

偶然に ページ3

秋季旅行の日




いつもより、ちょっとメイクを頑張ってみて


髪もはるちゃんに巻き巻きしてもらった





『うわ、自分じゃないみたい、、、』



「Aかわい〜」



『ありがとう、はるちゃんのおかげだよ』








ゆるふわの髪の毛は何度も触りたくなるほど新鮮で



こら、触らないのってはるちゃんに怒られちゃう






アイシャドウとか、アイラインとか、沢山はるちゃんに教えて貰って、シンプルに見えてなおかつ秋っぽいメイク





パパから貰った、BURBERRY(バーバリー)のシャツの中に黒のレースを着て
黒のスキニーパンツに白のスニーカー







シンプルすぎたかな、秋っぽい？





ん〜〜〜







そう悩んでる間に時間が来る






「昨日のうちにしてないから」


『だって、こんな髪の毛になると思ってなかったから、、』






はあ、呆れるはるちゃんの後ろをバスが来るところまで歩いた






バスの周りには人だかり






「なんだろ」



『なんだろね』





近づこうにも中々近づけない状態で


ていうか、こんなにこのサークル人数いたっけ？






でもその疑問は、幹事の人が来ればすぐ解決した







『、、、、いわたくん』





幹事の人に追い返されるように散っていく女の子達。




「なんでよー岩ちゃんと、一緒に旅行行きたい」


「サークル外の人は無理だよ」


「けち」





いわたくんのおっかけの人たちだったから

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