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A「夏、終わったなあ……」
メイ「後は、ひたすら勉強」
私の家で勉強会
理数が得意なメイと文系が得意な私
二人で教え合いながら、進める
A「健二郎くん、自由登校になったら京都に一回戻るんだって」
メイ「大変だねえ」
A「……あと少しか」
毎日思う
日が経つにつれて
寂しくて
離れたくなくて
伝えたくて
後悔ばかりがドンドン募る
寂しさも悲しさも、会う度、増えて
健二郎くんと会う時だけは無理したらダメなの分かってるけど
泣きそうな顔見せたくないから
無理して笑う
A「健二郎くんが京都に行ったら私、連絡先消そっかな」
メイ「…え？そこまでしなくても」
A「だめだよ、そこまでしないと、忘れられない…」
メイ「忘れなくちゃダメなの？」
A「健二郎くんは一生京都。私は一生東京だもん。虚しいだけだよ」
メイ「……そうだよね」
A「健二郎くんには言わないで、私が言うから」
メイ「…うん」
私より悲しそうなメイ
メイの優しさに何度も助けられたよ
ありがとう
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凰(プロフ) - ひにゃたさん» とっても嬉しいお言葉有難うございます(^^) (2017年3月30日 22時) (
レス) id: fd4fafe072 (このIDを非表示/違反報告)
ひにゃた(プロフ) - 一気によんでしまいました。最後には涙まで。とってもいいはなしでした。 (2017年3月30日 19時) (レス) id: 99600f3937 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凰
| 作成日時：2017年3月23日 16時
