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何度か入ったことのある健二郎くんの部屋へ一目散に行き
ベッドに寝転ぶ健二郎くんの姿を発見した
A「健二郎くん大丈夫？」
頭に響くといけないから、小声で
健二郎「…ん、Aちゃん……大丈夫やで」
起きたばかりの健二郎くんがよろけながら、体を起こす
健二郎「ごめんなあ……」
いつもの健二郎くんでは無くて
弱々しい健二郎くんがヘラっと笑ってみせる
それを見ているのが少し辛かった
A「健二郎くん、これ冷えピタ
おかゆ食べれる？」
健二郎「ありがとう、少しなら食える」
私が渡した冷えピタをおでこにそ〜っと貼りながら
玉子がええなあって少し我儘
それでも、いいよ待っててね
私は甘い
いつでも、健二郎くんには甘くて、
いつから私はこんな風になってしまったんだろうと考える
でも、健二郎くんのおかげかもしれない
台所でリクエストの玉子がゆを作り
健二郎くんの部屋へ持っていくと、スースー寝息をたてていた
でも薬は飲まないとダメだから無理やり起こす
健二郎「うまっ」
健二郎くんがおかゆを美味しそうに食べてくれるから
私は早く良くなりますようにって願うだけ
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凰(プロフ) - ひにゃたさん» とっても嬉しいお言葉有難うございます(^^) (2017年3月30日 22時) (
レス) id: fd4fafe072 (このIDを非表示/違反報告)
ひにゃた(プロフ) - 一気によんでしまいました。最後には涙まで。とってもいいはなしでした。 (2017年3月30日 19時) (レス) id: 99600f3937 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凰
| 作成日時：2017年3月23日 16時
