好きすぎて ( 広臣 ) (ページ44)

今日:13 hit、昨日:3 hit、合計:293,223 hit

スペシャルページ44

よ、良かったぁ。
お姉さんに会うからって少しオシャレにワンピース着てきて…
広臣くんったら何も言わないから危うくジーパンだったよ…！

それに、ファミレス感覚でお店に入っていくから、私も入って気がついた
ここは高いんだぞってこと。
もぉ、早く言ってほしいよ。

メニューが英語だし、お水にお金取るし
もう頭パニック
だされたお料理、全部美味しんだけど
おっきいお皿に、チョンって…チョン…。
ラーメン食べたぁい…。なんて言えない。

広臣くん、うま、とかいいながら黙々と食べてるし
ちょっと可愛いなんて思っちゃう自分がいるよ

広臣「俺やっぱAのご飯がいいわ、」

A「え？」

広臣「なに。」

A「ほんと？めちゃめちゃ嬉しい！」

広臣「ふーん。良かったね。」

A「へへ～、」

いきなり広臣くんがそんなこと言うから、心臓飛び出ちゃうくらいびっくりした
さっきまでうめぇうめぇって目の前のお料理食べてたのにさ
フライングだよ。

ふーんとか言って、またお料理に顔を向けるけど、
下向いた広臣くんの耳真っ赤で
照れてることにさらに愛おしさがました。

お料理が全部終わって、意外とおなかいっぱいになるもんだねぇなんて広臣くんと言ってたら
ウエイターさんがケーキとバラの花束を持って、私たちのテーブルへ。

机に置かれたケーキには
HappyBirthdayって書かれてた
広臣くんがウエイターさんから花束を貰い

私に

広臣「誕生日おめでとう。」

って、もう本物の王子様にしか見えなかった。