焦り声 ページ35
広臣くんにも美奈子にも連絡を入れて二分
ポンってラインの通知音
急いで開いてみたら、どした?って一言
広臣くんだ…。
スグ画面が着信画面に変わった
マナーモードにしてて良かった…。
ひと呼吸おいて、スライド
A「…広臣くん…。」
広臣「…A?どした?何があった?」
A「…し、知らない人が…ついてきてる…。」
広臣「はぁ?今どこ!?」
A「もうちょっとで、おうちの近くのコンビニ…。」
広臣くんの声に安心して、また、ボロボロ泣いちゃう。
益々広臣くんの声が焦ってる
申し訳ない…。
A「…助けて…広臣くん…助けてぇ…。」
か細い声で、広臣くんに助けを求める
広臣くん、仕事中だろうし、私、ほんとにわがまま。
でも、広臣くんは
広臣「待ってろ、今行く。コンビニ、そこで待ってろ。いいか?ぜってぇ動くなよ。あと、電話、ぜってぇ切るな。」
電話が繋がれたまんま、広臣くんの声は聞こえなくなったけど、ドタバタ広臣くんが走って、何かにぶつかって、車に乗って
全部音が聞こえる。
ちょぴり早足でコンビニへ
いつものコンビニに入ると、いつものおばちゃん。
私の泣き顔を見たおばちゃんがすっごく心配してくれて、スグ、奥に連れていってくれた。
あぁ、私、すっごく迷惑かけちゃってる…。
A「…ありがとうございます。」
「いいのよぉ、Aちゃんが無事なら。」
人の優しさとか、暖かさとか
全部、心に刺さる。
962人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すず(プロフ) - 寂しがり屋な彼女が甘えてくるみたいな感じの書いて欲しいです! (2018年4月1日 1時) (レス) id: b3c4dfd7b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:凰 | 作成日時:2018年3月12日 0時