入学 ページ5
なんやかんやで結局出久も受かったらしい。
一般入試のことはよく分かんないけど結果おーらいで！
『出久！行こ！』
「うん！」
お母さんがなんから言ってるけど気にしない！気にしない！ってお母さん泣いてるし…
緑谷家は涙腺がゆるいけど僕だけゆるくないんだよなぁ…
感情うすいのか(´・ω・｀)
相変わらずでかい学校に着いた…
けど教室のドアもでかいなんて…
ばりあふりーってやつ？
出久と誰か知らない麗らかな女の子が喋ってる…
(あ、嫉妬じゃないよ！僕基本的に束縛もしないし！束縛されたいから！←)
「あなたは？！試験会場にいなかったよね！もしかして推薦？」
麗らかな女の子に話しかけられた…
『あ、うん！そうだよ！えっと緑谷Aです！』
「私は麗日お茶子！よろしくね！」
「よろしく！」
この子名前まで麗らかだな…
かるく挨拶をして教室に入ると
あ、轟さん…
そういえば同じクラスだったのか。
ばりあふりーなドアを見ると
いもむしがいた。
『うぉ？！？！なんでいもむしがこんなところに？！』
「うぉ？！」
出久が同じ反応する。
ちなみに出久と僕は黒板にどららも緑谷と書かれているのでどっちが前かわからずにおどおどしていたw
「友達ごっこしたいのなら他へ行け。ここはヒーロー科だぞ」
いもむしが喋った…
「あ、緑谷はなんか適当に座れ」
「『はーい…』」
いもむしに言われて出久が前、僕が後ろに座った。
「はい静かになるまで8秒かかりました。時間は有限。君たちは合理性に欠くね」
いもむしが出てきて教壇に立った。
このいもむし…先生なの？
「担任の相沢消太だ。よろしくね。」
やっぱり先生か…
雄英の先生ってみんな有名なヒーローとかじゃないの？
あんまりヒーローに詳しくわないつもりだけど出久から話は聞くから全く知らないってわけでもないし…
って考えてたらいもむし先生←がいもむしの抜け殻から体操着を出した。
「早速だが、これを着てグラウンドに出ろ。」
はぁ…
どんだけ変わった学校だよ…
着替え終わり、グラウンドで先生を待っている間、色々な人と話した。
「てかさずっと気になってんだけど緑谷とAって…」
あ、そういえば言ってなかったな。
チャラめな上鳴くんが聞いてみんな
「そうそう！気になってた！」
などと言ってくる。
「あー、僕が兄で…」
『僕が妹だよ…』
まじかよ？！いいなぁ双子ー！
などと声が飛び交っている。
「おい。静かにしろ。説明するぞ」
あ、いもむしがきた。
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作者名：九十九 琉花 | 作成日時：2017年10月12日 9時
