6:変わった愛好家 ページ7
そういえば。
気になっていたところがあった。
『今って何時ですか？』
キラ 「午前の11時だ」
『えっ！？さっきは午後9:40分だった筈なのに…？？』
キ 「何寝惚けてんだお前」
『寝惚けて無いですよぅ！』
ヤバイ、海外には行ったこと無いけど、時差ボケって本当にあるんだ…
そう思っていると唐突に睡魔がやってきた。
キ 「とりあえず部屋は適当に用意させっからそこで寝てろ」
えっ
何て観察力…！！私が眠いのをすぐに見抜いたとは、、
まぁ、海賊だから当たり前か…。
と、思っていれば首根っこ持たれるでは無いですか。
『ゲッ！！私は猫じゃ無いですよ〜！！』
キ 「るせェ、黙ってろ」
はい、黙りますが苦しいです。
子猫の気持ちが分かった様な気がしたよ…。
そんなやり取りをしていると、放り込まれたのは医務室らしきところ。
消毒液があるけど、何アノ波々文字！？
キ 「夕方までここで寝てろ」
『あ、はい…』
キ 「とりあえずタオルで体拭け。そのままで寝られると困る」
『わぶっ』
いてて。只でさえ力強いのに投げないで欲しいものだ。しかもゴワゴワしてる。
キ 「妙な考え、起こすんじゃねェぞ」
『わ…分かりました』
…本当にここにいて大丈夫だろうか。人体実験でもされないだろうか？
『っ、さむっ…！！』
身体がぶるりと震える。海ナメちゃダメだな…。
水の滴る髪に、タオルをかぶせると、今度はキラーさんが入って来た。
キラ 「その格好では風邪を引くだろうから、違う服を持ってきた」
『あ…ありがとう、ございます』
キラ 「クルーの奴で一番小さいのだが、お前には大きいだろうから、下はこれで縛れ」
手渡されたのは、Tシャツと黒の長いジーンズ、そしてトゲトゲの付いたベルト。
…この船の方々はトゲトゲ愛好家が多いのか？
『あ…！！キラーさん！』
キラ 「ん？」
『さ…さっきはありがとうございました』
キラ 「俺も零花を船に乗せたいと思っただけだ。礼には及ばん」
は…初めて名前で呼ばれた！！
ってそうじゃねぇ。
とりあえず休もう。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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★ウィザー☆(プロフ) - ミンハオの嫁（）さん» あざますっ！！母は強し、ですから！ (2018年3月14日 21時) (
レス) id: d6713b9bb1 (このIDを非表示/違反報告)
ミンハオの嫁（）(プロフ) - 一言、母上好き (2018年3月14日 19時) (レス) id: 48f96f1def (このIDを非表示/違反報告)
★ウィザー☆(プロフ) - 碧色璃憂さん» ありがとうございます!テストに負けず、頑張って行きたいと思います! (2017年6月20日 16時) (レス) id: 24aee03cf6 (このIDを非表示/違反報告)
碧色璃憂(プロフ) - 私の短編集へのリクエストコメントありがとうございました！ウィザーさんのこのお話気になったので読ませて頂きました…！すごくワクワクしながら読みました！テスト等忙しいかと思いますが続編も楽しみにしています♪( ´▽｀) (2017年6月20日 13時) (レス) id: f99a48e557 (このIDを非表示/違反報告)
イミテンシヤ - ボニーちゃんもキッドもいいぃ!!!更新楽しみにしてます！ (2017年6月17日 12時) (レス) id: bbfe5e7001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：★ウィザー☆ | 作成日時：2017年4月5日 22時
