あいらびゅ！【納棺師/写真家】ﾘｸｴｽﾄ ページ41
＊
ジョ「A、A。すき、だいすきだよ、A。」
そう言いながら私に抱きついてくるこの人に、私はただ小さく「やめてください」としか言えなくて。
イソップ君、早く戻ってきてと願うしか無かった。
事の発端は十数分前、床に散らばった服を着ながらイソップ君が「そういえば、」と呟いたのが始まりだった。
カ「そういえば、この後確かイライさん達に呼ばれてたんだった。」
貴「…それって、女の人、いる？」
カ「いいや、イライさんとナワーブさんとウィリアムさんとノートンさん。いつものメンバーだよ。」
私が毛布に包まってそう聞けば、返ってきた返答は望んでいたもので人知れず胸をなで下ろした。
服を着替え終わったイソップ君は私にキスを落とし、頭を撫でる。
カ「いい？僕が帰ってくるまで部屋から出ちゃダメ、誰が来ても戸を開けちゃダメ。
出来れば誰とも喋って欲しくないけど、どうしようも無い時は返事していいから。けど極力喋らないで。」
貴「うん、分かった。」
そう言ってイソップ君が部屋を出た数分後、扉が控えめにノックされた。
ジョ「A、いるかい？」
部屋を尋ねてきたのはジョゼフさんで、黙ったままでいると「カール君が呼んでるよ」と声をかけられた。
イソップ君が？と思いながら急いで扉を開けると、急に体が締め付けられ、ジョゼフさんに抱きしめられているのだと知った。
ジョ「嗚呼、A、僕のA！なんでカール君なんかと一緒に居るの。
僕の方が君を幸せにしてあげられるし、僕の方が君をずっと愛してる。
痛い思いも怪我もさせない。僕が君を守ってあげるのに！」
貴「ジョゼ…フ、さん…っやめて、下さい…！」
辺りを見渡してもイソップ君は見当たらない。
イソップ君が呼んでいたなんて嘘なんだ、と分かると同時に、早く部屋に戻らなきゃとジョゼフさんの体を押した。
けれどハンターとサバイバー、男と女の差は歴然としていて、ジョゼフさんが私から離れる事はない。
そうして冒頭に戻り、ジョゼフさんは私の名前を連呼し私は困惑していると、「何してるんですか」という声が聞こえた。
貴「イソップ君…！」
カ「ねえ。僕のAに何してるんですかジョゼフさん。」
ジョ「“僕の”？君より僕の方がAの事愛してんだけど。」
しばらくしてナイチンゲールさんによって言い争いが鎮められたた後、イソップ君が私を部屋に閉じ込めたけど、ずっと一緒にいてくれるって言ってくれたからいいかな。
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精神安定剤(プロフ) - マーリン１３５さん» リクエストありがとうございます！こちらはもう容量いっぱいですので、続編の方で書かせて頂きますね！ (2020年3月5日 0時) (
レス) id: d2e3c7efd5 (このIDを非表示/違反報告)
マーリン１３５ - 文才が溢れている。探鉱者君お願い出来ますか？ (2020年2月25日 18時) (レス) id: da576e023a (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - 精神安定剤さん» ありがとうございます！！ (2020年1月3日 17時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
精神安定剤(プロフ) - 竜胆さん» リクエストありがとうございます！シチュエーション指定ですね、了解しました！！ (2020年1月3日 16時) (レス) id: d2e3c7efd5 (このIDを非表示/違反報告)
精神安定剤(プロフ) - らる@盃さん» リクエストありがとうございます！ハスターですね、了解しました！フレンド！！！全然OKですよ！！！ (2020年1月3日 16時) (レス) id: d2e3c7efd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：精神安定剤 | 作成日時：2019年2月11日 0時
