最後の晩餐【カウボーイ】 ページ37
＊
俺の名前はカヴィン・アユソ。
レディ達を救うために奔走する、クールでナイスなカウボーイなんだぜ。
そんな俺が荘園で出会ったヒト、A。
ハンターの芸者と同じ出身地のハンターらしい。
淑やかで美しく、優しく聡明なAは、俺に色々な事を教えてくれた。
たとえば、ニッポンに伝わる伝統『いただきます』と『ごちそうさま』。
これらは食事を作ってくれた人と食材に感謝をする儀式らしく、俺がそれを教わった日から実践すると、Aは嬉しそうに笑っていた。
その日から俺は、Aを敬い『先生』と呼ぶことにした。
カ「先生…！」
貴「嗚呼…カヴィン、どうしたの、そんなに慌てて？」
ある日、先生が倒れた。
それは原因不明だったが、その日から先生の体は虚弱になり、試合に出る事が困難となった。
試合に出る回数がめっきり減った為、先生はこの荘園から追放される事となったのだ。
それを聞いた俺が先生の元へ急ぐと、先生はここから去る準備をしていた。俺が「嫌だ、独りで逝かないで先生」と駄々をこねると、先生は驚いた顔をしたが、俺が一つの提案をすると、先生はしばらくして頷いたのだった。
カ「嗚呼、先生、先生。大好きでした、ずっと。
もしまた出会えたなら、俺と付き合ってください、先生。」
貴「うふふ、じゃあ、カヴィンはその女癖の悪さを治しておいてね。」
カ「ありがとう、先生。俺頑張るから…。
…いただきます。」
机の上に並べられる料理。
どれも先生の得意料理で、俺が先生から学んだ料理でもあった。
先生、俺、先生が受け入れてくれて嬉しかったぜ。
カ「ごちそうさまでした。」
女の部屋に男一人。
なんとも滑稽でお粗末な話だった。
誰もお粗末様なんて言わないが。
でれでれ？どろどろ？【白黒無常/写真家】ﾘｸｴｽﾄ→←後悔して、夢を見た【白黒無常】ﾘｸｴｽﾄ(比較的病み少なめ)
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精神安定剤(プロフ) - マーリン１３５さん» リクエストありがとうございます！こちらはもう容量いっぱいですので、続編の方で書かせて頂きますね！ (2020年3月5日 0時) (
レス) id: d2e3c7efd5 (このIDを非表示/違反報告)
マーリン１３５ - 文才が溢れている。探鉱者君お願い出来ますか？ (2020年2月25日 18時) (レス) id: da576e023a (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - 精神安定剤さん» ありがとうございます！！ (2020年1月3日 17時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
精神安定剤(プロフ) - 竜胆さん» リクエストありがとうございます！シチュエーション指定ですね、了解しました！！ (2020年1月3日 16時) (レス) id: d2e3c7efd5 (このIDを非表示/違反報告)
精神安定剤(プロフ) - らる@盃さん» リクエストありがとうございます！ハスターですね、了解しました！フレンド！！！全然OKですよ！！！ (2020年1月3日 16時) (レス) id: d2e3c7efd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：精神安定剤 | 作成日時：2019年2月11日 0時
