元ヤン舐めんな (ページ1)

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心臓に悪いページ1

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貴「...う、ぅん...？」

不思議な感覚だ。
浮いているのかと錯覚する。

温かいようで、涼しい。
嗚呼、なんて不思議な感覚だろうか。
ずっとここにいたい...

？「それはだーめ！」

貴「ぎゃぁああｯ?!?!」

目を開けた瞬間、目の前に誰かがいた。
あぁあ...心臓に悪りぃ。

？「ごめんごめん。」

そう言って笑う誰か。
ウッゼェェ...(-_-#)

？「僕は神！」

知るか、聞いてねぇよ。
言いたかっただけだろ。

神「口！口悪！」

貴「あ"あ"ん？心読んでんじゃねーよ。」

元ヤン舐めんなし。

...“元”ヤン？

神「そりゃあ君、死んだもん。」

あ、そっか。アタシ死んだな。
トラックに引かれそうだった部下を庇って。
それで...嗚呼、そういう事か。

神「本当は死ぬ予定じゃなかったんだよ、君。」

...じゃあ何で殺したし(-_-#)

神「だからトリップさせてあげよーと思って！」

...(-'д-)y-～

神「歳は17歳のままでー、強さも変わらなくてー、あ、外見は少し変えよ。あと...、」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

神は一人でブツブツ呟いている。
...トリップ、か...。
まぁ、あの世界に飽きていたのは確かだ。

小さい頃、夢見ていた。
どこか別の世界に行けないか。
...世界に飽きていたから、ヤンキーになって。

神「...よし！オッケー！」

貴「はぁ？何がよしなんだよ。」

神「え"...もしかして、聞いてなかった?!」

ゴメンネーキイテナカッタンダー。
悪りぃとは思わんがな。

神「ま、いいや。もう時間だし。」

貴「は？時間ってなn((」

神が行ってらっしゃい、と呟く。
すると、床に突然空く穴。

貴「っだから、心臓に悪りぃっつってんだろｫｫｫｫｫｯｯ!!!!!!」

アタシは、落ちていった。

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神「行ってらっしゃい、A！」ﾆｺｯ